【九份観光】千と千尋の舞台になった阿妹茶酒館を楽しむには昼に行くのがオススメ。そのメリットを紹介。

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台湾と言えば台北。台北と言えば「九份」が有名ですよね。

何故かというと、あの大人気映画「千と千尋の神隠し」の油屋のモデルになったと言われる阿妹茶酒館」という茶屋があるからですね。

こういった背景からこの阿妹茶酒館は特に日本人から大人気

非常に混雑するため、眺めるだけの方が多い中、今回運よく実際にお茶までしてくることが出来ました。

その旅行記について触れていきたいと思います。


九分へのアクセス

MRTという電車が張り巡らされた市街地とは違い、九份はちょっと外れた場所にあります。

最もメジャーな行き方はMRTで「忠孝復興駅」まで行き、「金瓜石」行きのバスに乗り換えて向かうルート。

バス停の近くではタクシーの運転手が「安くするから乗らない?バスよりかなり早く着くよ!」と話しかけてきます。

バスを少しでも待ちたくないなら乗るのも有りですが、”行き”はバス待ちの行列ができるわけでもないし、10分に1本程度の頻度で来るのでバスを待つのがオススメ。

値段もバス約100元/人、タクシー1,100元/台ほどと4人乗ってもバスのほうが半額以下で済みます。

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車内はこんな感じ。日本と同じいたって普通のバスです。

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USB端子がありました。Wi-Fiルーターを借りてる場合は非常に助かります。そうしないと1日持たないんですよね。。

乗ること1時間半ほどで九份に到着です。

バス停を降りると急なS字カーブ状の坂道になります。道なりに5分ほど歩くと日本でもおなじみのセブンが出てきます。

そしてその横にあるのが有名な商店街(基山街)です。

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大々的に「ここが基山街の入り口です」とは書いていませんが、人が殺到しているのですぐに分かりますよ。

基山街観光

阿妹茶酒館に向かう

まずは本旅行の最大の目的であった阿妹茶酒館に向かいます。

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基山街は商店街というよりも、人が3人ほど横に並んで歩ける程度の細道で、その左右にぎっしりと小さなお店が立ち並ぶ、独特で特別な世界感です。

ここに入るとまさに異世界。

屋台的なものも多く、いかにもなローカルフードが沢山。ただ、細道なこともあって臭豆腐がすんごい臭うんですよね。

30mくらい先からでも「あ、臭豆腐売っているな」ってわかるくらい笑 日本人の納豆みたいに現地の人は食べてるんですかねえ。

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これが臭豆腐。とてもじゃないけど食べたいとは思いませんでした。。(お好きな方、すみません。)

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続いて小物などのお土産屋さん。ちなみにジブリグッズが至る所で売られています。千と千尋の影響で日本人が多いんでしょうね。

もちろん普通のお土産屋さん(キーホルダーとか売っているところ)も沢山あります。写真は忘れました。笑

見返してみると写真は食べ物ばかり。。

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この赤い提灯(?)が良い味出してるんですよね。


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阿妹茶酒館でお茶を楽しむ

のんびり歩くこと30分ほどでしょうか。一番の目的であった阿妹茶酒館まで来ました。

ここは千と千尋の神隠しの「湯婆婆の油屋」のモデルになったと言われている必見観光ポイントです。

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この階段を下る中腹位にあります。ここから見下ろす雰囲気もまた綺麗です。

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これが阿妹茶酒館です。

曇っていたこともあってすこし暗めの雰囲気。ここは夜に来るとライトアップされ、一味も二味も違う雰囲気が味わえることで有名です。

そのため多くの人が夕方以降に向かうみたいですね。

「じゃあ昼に来たら損なのか」というとそんなことはありません。千と千尋ではお風呂屋でしたが、現実世界では「茶屋」なんですよね。いわゆるカフェです。

折角きたら寄っていこう!ということで寄りました。

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日が暮れてから来ると混雑しすぎてとてもじゃないけど中に入れません。というか近づくことすらできません。

ゆっくりお茶を楽しめるのは昼に来た人だけの特権です。入り口は門のようになっていてオシャレです。

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15時頃でしたがちょうど空いており、待ち時間なしで入ることが出来ました。

そして通されたのはテラス席。解放感も抜群で風を感じながらのんびりできました。

テラス席はこんな感じ。GWということもあり日本人ばっかりでした。笑

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メニューは「お茶セット」のみ。

飲み方にも細かなルールが決まっており(急須を温めるために一度お湯を入れてから捨てる、1杯目は香りだけを楽しむなど)、本格的な台湾茶でした。

ちなみにスタッフの方は日本語で説明してくれながら全て行ってくれます。

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この茶菓子もまた美味いんだな。

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鉢のようなものに入れてお湯を温めます。

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テラス席からの眺めもいいもんですねぇ。もう少し晴れていればなお良かったかなと思います。

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最後に阿妹茶酒館の絵葉書をもらえます。

これを見ると、、やはり夜のライトアップも見たい!ということで基山街をもう一度観光してまた戻ってくることにしました。

しかしなんて綺麗な写真なんだ。。これを見たいがために日が暮れ始める5~6時頃に観光客が殺到します。

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階段を登る側になるとまるで別の道のよう。


ローカルフードを楽しむ

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阿妹茶酒館では茶菓子を楽しんだだけだったので、腹ごしらえをすることに。
棒状の小麦を練ったような食べ物?

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麺店ということでローカル麺が食べられるだろうと予想のもと入って見ました。

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こちらが牛肉麺。これで120元(約430円)ほどとやはり物価が安い台湾。味は醬油ベースで日本人の口にもあいやすいかと思います。

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ワンタン麺と排骨麺みたいなもの。こちらも普通においしい。この二つはさらに安くて200円くらいでした。

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フランクフルトみたいなものも至るところで売られています。

実際に食べましたが、塩辛い日本のものと違い「甘い」。。人によっては口に合わないかも知れません。

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こちらパイシューのようなデザート屋。

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たまらなく美味しい。

夜の阿妹茶酒館は断念

ご飯も食べ、満足したところで阿妹茶酒館に戻ることに。

流石に混雑が予想できたので日暮れまで1時間以上前の17時頃に戻ったのですが、混みすぎて進めない。本当に「全く進めない」んですよね。

結局階段までたどり着きそうな気配もないため諦めました。

これも昼に一度見ているから諦めがついたとも言えるのでやっぱり昼に一度くるのはおススメですね。

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阿妹茶酒館階段前の比較的開けた道です。にも関わらずありえないほど混んでます。

ちなみに至るところから日本語で「押さないで押さないで」と怒号が。

この状況から帰りのバスが取り合いになるほど混雑することが容易に想像できたのでささっとタクシーで帰ることに。

基山街入り口のセブンの近くで全く待ち時間なく捕まえることが出来ました。

まとめ

台北屈指の観光地である「九份」。

半分近くが日本人観光客ということもあり、皆さんお目当ての阿妹茶酒館はとても混み合います。

お茶も楽しみたいのであれば昼に行くことをオススメします。最後までお読み頂きありがとうございました。