
皆さん、ハリーポッターは知ってますよね?
1作目の「賢者の石」が映画で公開されたのは僕が小学3~4年生頃だったのですが、あまりの面白さにすっかり虜になってしまいました。
魔法を題材にしている映画は数多くあれど、あんなにわくわくさせる世界観を映像で表現したのは凄いですよね。
そんなハリーポッターシリーズの舞台といえばロンドン!
そしてその本場にあるハリーポッター・スタジオへ行ってきました!ここでは役者たちの舞台裏や実際にロケに使った各種用具などが盛りだくさん。
いやー楽しかった!その様子と見どころを紹介します!
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全体の様子
チケット発券
チケットを日本で事前に予約していたので、自動発券機を使ってチケットを手に入れ中に入りました。
※公式サイト(英語)からの予約で41ポンド(約6,100円)チケットはこんな感じ。映画の入場券みたいですね。
オーディオガイドのレンタル&手荷物預け
簡単なボディチェックを済ませて中に入るとキャストの写真がいっぱいのエントランスホールに出ます。
ここにはオーディオガイドレンタル(写真左)とクローク(写真右)があります。
オーディオガイドはもちろん日本語対応しています。これがあると様々な舞台裏が楽しめます。絶対借りましょう。ちなみにお値段は4.95ポンド(約730円)です。
ちなみにチケットを見せると荷物も預けられるのでこちらも忘れず預けましょう。
数時間荷物を持ちながらの移動はしんどいですからね。
こちらがオーディオガイド。イヤホンもついてくるので日本から持っていく必要もありません。
いよいよ見学スタート(ハリーの寝室)
まず初めにあるのが、階段下の部屋。1作目とかだとここがハリーの寝室でしたよね。
この後、数十人区切りでホールみたいなところで説明を受けます。イギリス英語は流石に聞き取れなかったなー…とか言えたら格好いいんですけどね。
アメリカ英語だろうと何だろうと英語は何言ってるか全然わかりません。笑
大広間(食堂?)
映画で何度も出てきた大広間に出ます。ここで御馳走を食べるシーンがありましたよね。
グリフィンドールの制服です!ここにはスリザリン、ハッフルパフ、レイブンクローすべての制服が同じように並べられています。
さらに先生達の衣装まであります。
校則の札
これオーディオガイドの説明にはなかったのですが、不死鳥の騎士団で出た校則の札ですよね。
階段と肖像画
肖像画はプリントしたものを貼っているわけではなく、本当に1枚1枚書いているんだとか。
残念ながら、映画のように肖像画が話したりしませんが、ここのさらに奥のコーナーに行くと肖像画を間近で見ることが出来ますよ。
グリフィンドールの寝室と談話室
ロケで使ったベッドにストーブ。
このベッドは1作目のハリー達が子供の時に作ったものなので、成長するにつれて背中を丸めながら撮影したようですよ。
こちらは談話室ですね。赤と金を際立たせてグリフィンドールカラーを演出。壁にかかっている肖像画は歴代の寮長だそうです。そんな裏設定があったんですね。笑
杖
杖は沢山の種類が並べられています。ワイド用とズーム用の杖を別々に作成し、合計3,000本も作ったんだとか。。
ちなみにハリー役のダニエル・ラドクリフは杖をドラムのスティック代わりにして80本もダメにしたらしいです。やんちゃすぎる笑
みぞの鏡
こちらも賢者の石に出てきた鏡ですね。確か、その人の一番強い願望を映し出すんでしたよね。
ダンブルドア校長の部屋に続く階段
これ映画の中ではエスカレーターみたいに自動で動いてましたよね。
残念ながら中に入って写真は撮れません。
ダンブルドア校長の部屋
階段があって部屋がないわけありません。
真のグリフィンドール生のみが組み分け帽子から取り出せる「グリフィンドールの剣」。
少し遠めになるのですが、組み分け帽子も置かれていますよ。
これは、記憶を見ることが出来る泉ですね。顔を突っ込みたい!
魔法薬学の部屋
スネイプ先生がいますね。そういえば魔法薬学を教えていたんでしたっけ。
この先生名前忘れました。笑
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動物の演者たち
映画に出てきた動物の紹介です。犬や猫やカラスは頭が良くてすぐに覚えたそうですが、フクロウは演技を教えるのに何か月もかかったそうです。
他にも犬は演技後にチキンをもらえるのを分かっているため、よだれが止まらなかったなど、撮影裏話を聞くことが出来ます。
ハグリットの小屋
これは2セット作った用です。ハグリットを大きく見せるために小さな小屋と、逆にハリー達を小さく見せる大きな小屋と。
こういった工夫であの巨漢なハグリットが誕生していたのですね。
こちらは少し別の場所にあるのですが、これも遠近感を使って手前の人を大きく見せるセットです。ここではスタッフが写真を撮ってくれるので、記念写真にオススメ。
クィディッチコーナー
これはもう説明不要ですね。ハリーポッターの中のスポーツと言えばクィディッチ!
ここでは箒が上下に運動します。どういう写真を撮るか分かりますね?笑
10分ほど並ぶ必要がありますが、ここで写真撮影できますよ。
さらに奥に進むと合成写真コーナー(?)が。ここでは箒に跨った写真や杖を持って記念写真を撮ってくれます。さも魔法使いの気分になれるコーナーです。
撮った写真は購入することが出来ます。
ルーピン先生の荷物
これは「アズカバンの囚人」で搭乗したルーピン先生の荷物ですね。
映画では魔法を使って自動で本や靴が収納されていましたよね。なんとここでも自動で収納されるように動いております。スピードは遅めですが、笑
これは動画で納めてみると思い出になると思いますよ。
奥にあるのは確か「炎のゴブレット」で本物のマッドアイが閉じ込められていたんでしたっけ?これは自動で動いたりはしませんでした。
ウィーズリー家
お次はロンの家。魔法を使ってたわしがフライパンを洗う様子や編み物が余れている様子もここで再現されています。
アンブリッジの部屋
「不死鳥の騎士団」でダンブルドアに代わって校長になったアンブリッジの部屋です。ピンクで装飾されていていました。
闇の魔術師の会議模様
死の秘宝で出てきたヴォルデモート一派の会議室の長机。写真には写ってませんが例のあの人も最上座にいますよ。。
禁じられた森
ここが森への入り口です。門の大きさが伝わりますかね。
門をくぐるとハグリットがお出迎え。薄暗い不気味な雰囲気がセットでここまで表現されていることに感動です。本当の森に迷い込んだ気分。
ヒッポグリフがいました。あまりのリアルさにこんな茶番写真もとれるほど。笑
ハグリットと友達だった巨大蜘蛛のアラゴグとその子供もいますよ。
ホグワーツエキスプレス
禁じられた森を抜けるとプラットフォームに出ます。あの9と3/4番線です。
定番のやつですが、、やはりこの写真は撮りたくなってしまいますよ。
中に入ることもできます。各席は「賢者の石」「秘密の部屋」など映画のシリーズごとに用意されています。席に座ることは出来ませんが、映画の世界の中に入った気分になれますよ。
忍びの地図
これは!「アズカバンの囚人」で出てきた忍びの地図です。誰がどこにいるのか分かったらかくれんぼ最強ですね。笑
昼食
ここでちょうど食事場に繋がっています。レストランとまではいかないですが、ハンバーガーやホットドッグなどの軽食がここで食べられます。
ご飯の時間帯でなくてもコーナーはまだまだ続くのでここで一度休憩するのがオススメです。
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騎士バス(3階建てバス)
昼を食べ終えると次に出てきたのは、3階建てバス。倒れないように底に重りを載せたりいろいろ工夫が必要だったんだとか。これ実際にロンドンの町を走らせたそうですよ。
バスの後ろに回り込むと中の様子まで見ることが出来ますよ。
ダーズリーの家
ダーズリー家のセットまであります。1作目はプリベット通りでロケしたそうですが、2作目からは撮影のためにわざわざセットを作ったらしいです。
ダドリーの賞状まで飾られてあります。
これは「賢者の石」でホグワーツからの手紙が溢れたシーンまで再現されています。
ウィーズリー家の車
「秘密の部屋」でロンとハリーが乗った空飛ぶ車。こちら実際に乗って写真を撮ることが出来ます。
チェスの駒
「賢者の石」で出てきたチェスの駒ですね。流石に大きい。
ホグワーツ橋
映画で何度も出てきたこの橋。映画の世界のように周りが山々ではないのが残念。
ダイアゴン横丁
ダイアゴン横町のセットです。店の中に入ることはできませんがまさに映画の中に足を踏み入れたような気分になります。
ハリーが杖を買った「オリバンダーの杖店」まで再現されています。
コンセプトアーティスト
ここはある意味一番映画の世界観を感じさせられる場所でした。
原作で描かれた文字をどのように映像にしていくのかを考えたコンセプトアーティスト達。是非立ち止まって見て欲しいコーナーです。
このように下書きして、、
より詳細に構成を整えて、、
実際の映像がこちら。このように映像化されているのかと素直に感動しました。
ホグワーツ城のセット
最後にあるのがホグワーツのセット。1周ぐるっと回りながら鑑賞できます。
細部に渡って細かく制作されています。
ホグワーツ橋まで。ここに人の映像を合成させた様子(メイキング映像)を近くのモニターで紹介していました。
見どころTOP5
あまりにも見どころが多いハリーポッタースタジオ。
僕は結局5時間もいたのですが、そんなに時間が取れないよって方にじっくり見るべきポイントを紹介します。
5位 ダンブルドア校長の部屋
上述したようにここには、グリフィンドールの剣や組み分け帽子などの映画で出てきた小物に加えて、様々な実験器具がショーケースに入っています。
この実験器具は全てスタッフのオリジナルでつくられていてどのように考えながら作ったのかを創造するだけでも楽しめます。
ちなみにダンブルドア校長の役者が亡くなられたため、3作目の「アズカバンの囚人」から役者が代わっています。そのためここには2体のダンブルドア校長の模型があり、その違いを見比べるのも楽しいですよ。
4位 ダイアゴン横町
ここは説明不要ですね。ここはセットが巨大ということもあり、自分自身が映画の中に入り込んだ気分に浸れます。
オリバンダーの杖の店の前で記念写真を撮っている人も大勢いました。
3位 ホグワーツエキスプレス
ここもダイアゴン横町と同じようにセットが巨大で映画の中に入り込んだ気分になれるんですよね。
9と3/4番線にカートを持って突っ込む写真を撮ったり、記者の中に入ったりと楽しみ方がいくつもあります。
2位 コンセプトアーティストのコーナー
ここを推す人は少ないかもしれません。
実際素通りしている人が大勢でしたが、どのようにこの世界観がつくられているのか、まさに現代の魔法を体感できる非常に興味深いコーナーです。
1位 ホグワーツ城
やはり1番はここでしょう。大きさと精巧さはもちろん照明の当たり方で醸し出す雰囲気やメイキング映像の様子まで見ることが出来ます。
まとめ
これでもまだ一部はカットしているんですよね。特殊メイクの様子とか、撮影場に子供役者の学校を作ったエピソードなどまだまだ見どころはありました。
またUSJにあるハリーポッターエリアとの大きな違いとしては、ここハリーポッタースタジオは映画が出来るまでの役者の裏話やセットなどの構成などどちらかと解説を聞いて楽しむのに対して
USJはホグズミードの村を歩いたり、杖で魔法の疑似体験をしたりと映画の世界に入り込めることを大きな目的としている印象があります。
ハリーポッター好きな方、イギリス(ロンドン)旅行のついでに行かれてみてはいかがでしょうか。
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