ロンドンで「レ ミゼラブル」のミュージカルを観劇。チケット予約の方法と座席のオススメも紹介します!

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皆さんは「レ ミゼラブル」って知ってますか?

2012年に映画化されて話題になったので知っている方も多いかもしれません。映画を見たときに、いつか本場のミュージカルバージョンでを見たいと思っていました。

今回のロンドン旅行では「せっかくの機会、もう行くしかない」と思い本場のクイーンズシアターという劇場でミュージカルを見てきましたが、もうとんでもない迫力。

心が震える体験というのはこういうものを言うのですね。

観劇中は当然写真は撮れないので(残念)、当日の様子に加えて「最安でのチケット予約方法」「座席の種類の紹介」「英語が分からない人向けの準備方法」を紹介します。

※予約の方法から伝えていくので当日の様子が知りたい人は目次から「当日の様子」をクリックしてくださいね。

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日本からのチケット予約

最安のチケット予約方法

予約方法は基本的にはインターネットからの販売になりますが、その中でも大きく2つの方法があります。

予約方法

・日本語対応予約サイトから申し込む → 特等(1等)席 165ポンド(約24,000円)※参考サイト:VELTRA

公式サイト(英語のみ)から申し込む → 特等(1等)席 127.25ポンド(約19,000円) ※上記の値段は通常日の値段で、混雑する土日などは更に倍の値段に跳ね上がります。



やはり公式サイトのほうが断然お得ですね。

しかも日本語対応サイトですと席のグレード(等級)を選ぶことはできても、そのグレード内でどの位置の席にするかは選ぶことが出来ません。

それに対して公式サイトですとグレードはもちろんどの位置の席にするかまで選ぶことが出来るため、やはり公式サイト からの予約を行いましょう。

しかし、特等席の金額とはいえ公式サイトでも19,000円とは流石に高いですね。僕らは悩みに悩んだ結果、2等席(99.75ポンド(約15,000円))にしました。

2020年12月27日追記
現在はチケットの金額が少し変わっているようです。コロナの影響か、2等席が89.50ポンド程度となっていました。


座席の等級について

座る位置によって見え方や声の聞こえ方が違ってくるため、座席の等級が7種類も用意されています。

席の座り心地は変わらないんですけどね。あくまで位置(見やすさ、聞こえやすさ)の違いです。

ミュージカルが行われるクイーンズシアターは3階建て構成となっており、1等席は1階の中央前と2階の中央最前列などといったように、割り振られています。

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劇場の様子はこんな感じ。TALLS:1階、DRESS CIRCLE:2階、UPPER CIRCLE:3階となっております。

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こんな感じで色ごとに料金が決められています。僕らが座ったのは×印がついているK11とK12席(2等席)。

※上記の金額は2018年当時の金額です。現在は価格が異なっております。

ステージまでやや遠いように見えますが、むしろ舞台に近すぎると安く(赤色(4等席))なっていることから分かるように、ステージ全体が見えるいい席なんですよね。

席からの眺めはこの記事のトップ画に使っている写真になります。

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ちなみに1等席からの眺めはどんな感じかというと1階のD19席(公式サイトより)

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2階のB19席(公式サイトより)

流石に見やすい席ですね。。
ここはもう個人の感覚ですが折角ロンドンまで行ってミュージカルを楽しむのであれば良い席にしたほうがいいと思います。僕は2等席が精一杯でしたが、、 


公式サイトからの予約手順

一番お得な 公式サイト から入場チケットを予約していきましょう。英語ということで敬遠しがちですが、とっても簡単です。

2020年12月27日更新(サイトの画面遷移の様子を直近のもののスクリーンショットにしております)

①公式サイトに入って「BOOK ONLINE」ボタンを押す

※現在は2021年5月29日以降の予約しか受け付けていないようです。通常であれば、直近日程から選択できるため、コロナの影響と思われます。

②予約したい日付で該当番号の「BOOK NOW」を選択

TOPページで「BOOK ONLINE」を押下した後に↑のページに遷移します。ページ下部にスクロールしましょう。

5月29日以降の日程が選択できますね。ここでは例として、6月2日の7:30PMの日程を選択したいと思います。

③席を選択してページ下部の「PROCEED」を押す

座りたい席を選択しましょう。選択した席は上記のように×マークが表示されます。

④オプションとチケット受け取り方法を選択してページ下部の「CHECK OUT」を押す

チケット受け取り方法(Despatch Method)は日本からの予約の場合、「E-Tickets (No Charge)」一択です。

なお僕が予約した2018年当時は「E-Tickets (No Charge)」が選択肢になかったので、「Box Office Collection (No Charge)」を選びました。

現地受け取りのことです。また、予約手数料として1人あたり2.25ポンド加算されます。

⑤新規登録者の場合であるIAM A NEW CUSTOMERの「REGISTER」を押す

⑥個人情報を入力してページ下部の「PROCEED」を押す

入力必須でややこしい英語だけ説明しますと

  • title → MrとかMsの略称
  • Address →住所のことですが、英語の住所は逆から書いていくので注意が必要です。不安な方はネットで「住所 英語 変換」と調べれば自動変換のサイトがすぐに出てきますのでご活用ください。

ちなみにページ下部にあるこちらのチェックボックスはいわゆる、「メールマガジンの登録をしますか?」といった宣伝のため、特になにもチェックせずに問題ありません。

⑦予約後にメールで来る「Reference Number」を控えて当日現地で引き換え

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赤枠で囲ったところがReference Numberですね。こちらは2018年時点のデータのためもしかすると、現在は少し表示が違うかも知れません。

ただ、いずれにしてもE-Ticketsがメールで届くと思いますよ。


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当日の様子

まずは「クイーンズシアターに向かう」

クイーンズシアターは観光名所である「ビッグベン」や「ウェストミンスター寺院」、「ロンドンアイ」などから徒歩20分程度の距離のため公演の前後に観光も合わせてするのが良いでしょう。

電車の場合もロンドンは地下鉄が張り巡らされており「Piccadilly Circus駅」や「Cambridge Circus駅」から徒歩5分程度着くため非常に行きやすいです。

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クイーンズシアターに到着しました。

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ふと足元を見るとここにもレミゼラブルのマークが。

チケット交換

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このようにチケットカウンターがあります。ここで「Reference Number」を伝えてチケットをもらいましょう。
※E-Ticketsの場合はおそらく交換不要と想定されます。

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これがチケット!いよいよ中に入ります。


コンサートホールの中へ

係りの人にチケットを見せたら中に入れます。僕らは夜の部(19:30~22:20頃)の公演を見に行きました。

開演15分前ほどに着いたのですが中はごった返して席に着くのが一苦労でした。お手洗いの時間も考慮するとやはり30分前にはついておいたほうが安心ですね。

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これがコンサートホールです。まだかまだかと皆さん待っています。

思っていたよりもホールそのものは小さかったです。目視で役者さんたちを見るためには、一定の大きさ以下にすることが大事なのかもしれません。


開演

“レディースエンジェントルマン”の発声があり幕が上がるといよいよスタートです。look downの合唱とともに役者が現れ、、本当にド迫力です。

映画のように撮り直しも聞かないぶっつけ本番だからこその迫力と雰囲気は生で聞くからこその体験でした。

しかもバックミュージックに関しても録音ではなく、オーケストラの演奏があるんですよねー。ダブルで楽しめるわけです。こうしてお客さんをミュージカルに引き込ませるわけですね。


休憩時間でお酒を飲む

「え、休憩時間なんてあるの?」と思った方もいますよね。3時間に渡って行われるミュージカルですので、こんな感じで時間が区切られています↓↓

  • 一部:19:30 – 21:00(One day moreまで)
  • 休憩:21:00 – 21:15
  • 二部:21:15 – 22:30
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劇場内にはこのようにバーがあり、皆さんお酒(ウイスキーとか?)を飲みながら談笑していました。これが大人の楽しみ方ですね。

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休憩時間はこんな感じでごった返しています。


閉演

第一部は「One day more」を歌いながら締めくくるのですが、言葉にならない圧倒的な雰囲気で会場全体が熱を帯びていくようでした。

そして休憩時間を終えて第二部に突入しました。いよいよクライマックスです。やはりレミゼラブルの代表曲と言えば「Do you hear the people sing?」ですよね。

これを俳優さん達全員(死んだはずのコゼットの母親のフォンテーヌとか子役の男の子のガブローシュとかも一緒に)で歌いながら終わるのですが、、これまた感動。

鳥肌立ちながら見終えること間違いなしです。

そして会場全体でスタンディングオベーション。
人生でスタンディングオベーションとか初めてしましたよ。それだけ会場にいた人全員が感動していたわけですね。

最後に全役者が紹介されながら舞台挨拶に来ます(あくまで前に出てくるだけで特にマイクでコメントとかするわけではないですが、、)

これも拍手で出向かえるわけですが、特にエポニーヌの親夫婦(名前忘れた)とかガブローシュとかが人気でしたね。

ちなみにクイーンズシアターの周りにには役者さん達の写真が掲げられています。

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マリウスとコゼット、そしてそれを眺めるエポニーヌ。

子役コゼットは白人の子で大人コゼット役の方は黒人の方という一点の矛盾だけちょっと気になりましたが、、笑

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若者たちが自由を求め戦うシーンですね。人混みがすごく上手く撮れませんでしたが、、


英語が分からない人向けの準備方法

最後に英語が分からない方向けの準備方法をお伝えしておきます。

結論から言うと「場面ごとに内容を把握しておく」です。映画で覚えておいても良いのですが、個人的なオススメは↓の動画です。


ありがたいことに日本語字幕があるので予習にはばっちりです。

僕はこれを3回は見ました。おかげで英語で何を言っているのかは全く分からなくても、どういう場面なのかが分かったので十分すぎるほど楽しめましたよ。

※2019/12/7追記
どうやら上の動画は著作権の関係で再生出来ないときもあるようですね。。代わりを探したのですが、見当たらないので海外版のPVだけを載せておきます(雰囲気だけでも味わってください)↓


あとはもうDVDで予習するしかありませんね。

TSU〇A〇Aで借りてもいいですし、折角なので購入して何回も見ておいてもいいかもしれません。ちなみにDVDだと1,000円位で買えるそうです↓

まとめ

とにかくレミゼラブルが好きな人、本場のミュージカルを見てみたい人にはこれ以上ない素晴らしい舞台だと思います。

改めてお伝えしておきたいことは

  • 予約は公式サイトを利用すること
  • 折角なので1等席もしくは2等席クラスを選ぶこと
  • 英語が分からない人は事前に動画などで確認しておくこと


ですかね。ロンドン旅行に行く機会があれば是非是非チャレンジしてみてくださいね。

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