
皆さんはブルージュという都市を知っていますか?
ブルージュはベルギーの都市の一つです。「ベルギーなんてブリュッセルしか知らないよ。。」という方も大勢いることと思います。
僕も今回の旅行で調べるまでは知りませんでしたが、ここは「天井のない美術館」「北のベネチア」といわれるほど歴史ある中世の建物が立ち並び、運河に囲まれた街並みはユネスコ世界遺産に登録されています。
派手さはないけど歴史と中世の面影を残す街並みとは男性の心をつかみ、マルクス広場のカラフルなギルドハウスは女子のハートをゲットする素晴らしい都市でした。
国内のブリュッセルからはもちろん、お隣フランスのパリからも日帰りで行ける距離にあり、一度知ってしまったら是非行きたくなるそんなブルージュ歴史地区を紹介します。
スポンサーリンク
ブルージュまでの行き方
よっぽど特殊な理由がない限り近郊都市からの特急列車でしょう。
- パリから特急列車(タリス)を利用して2.5時間
- ブリュッセルから特急列車で1時間
- アムステルダムから特急列車で3時間
といったところでしょうか。僕らはパリからアムステルダムに行く途中に立ち寄って(正確には日”帰り”ではないですが、笑)観光しました。
都市自体は大きくないので昼前から夕方までいれば運河クルーズも含め十分に観光が可能ですよ(パリ発→ブルージュ観光→アムステルダム着という経路を取りました)
この地図の赤い星マークがブルージュです。ロンドンからも行けそうですね。
ブルージュへ向かう
朝早くに頑張って起きてパリ北駅(Paris Gare du Nord駅)を7:53分発のに乗りました。去年フィレンツェからチンクエテッレまで日帰り旅行したのを思い出します。笑
時系列はこんな感じ↓↓
7:53 パリ北駅( Paris Gare du Nord)発
9:17 ブリュッセル中央駅(Bruxelles-Midi)で乗り換え
10:29 ブルッヘ駅(Brugge)着

パリ北駅からブリュッセルまではタリス(Thalys)という特急列車で向かいます。普通に格好いい!最終的にブルージュまでで4,681円と日本の新幹線比べればはるかに安いですね。
ブルージュ駅のコインロッカーでスーツケースを預けよう
日帰り旅行で来る人が多いのでしょうか。駅の乗降客数に対してコインロッカーが豊富に設置してありました。

出口をでる直前の右側にコインロッカーがあります。

御覧の通りヨーロッパ旅行用のスーツケースもすっぽり入る大きさ。

預けた後に発行されるレシートをなくさないように!このバーコードがカギ代わりになります。
いよいよブルージュ観光
まずは駅から街の中心部に向かう
ブルージュ観光の一番のお目当ては多くの人がこの記事のトップ画にも使っている旧市街地のマルクト広場にあるギルドハウスでしょう。
駅から市街地までのアクセスを調べるとバスで行く方法も出てくるのですが、徒歩で向かうことをオススメします。
なぜなら駅から市街地へ向かう途中にも見どころがたくさんあるからです。※ちなみにgooglemapで調べると徒歩20分程度の道のりなのでご安心ください。

こちらがブルッヘ駅。ここは歴史的というよりも単純にきれいでした。比較的新しい駅なのでしょうか。

ちょっと歩いただけで、この川と緑の光景の美しいこと。
愛の湖

愛の湖と呼ばれるあまりにもロマンチックな名前の湖です。鴨と白鳥が優雅に泳いでいます。というか鴨多すぎる笑

白鳥が芝生で休んでいました。もっと近くで撮りたいのに。。こちらの思った通りは動いてくれませんね。笑

まさに中世の家屋って感じがしますよね。
ベギン会修道院

これはベギン会修道院。こちらも立派な世界遺産です。

何やらパカパカ音が聞こえるなーと思ったら馬車が走ってました。ブルージュでは馬車が車と並走して走っているんですよね。驚きました。
ここでは馬車が止まっていたので馬車の停留所のようなところ(?)ですかね。

気分が盛り上がってきたところでぽつぽつと雨が降ってきました。雨が降ってもその閑静で歴史ある中世の街並みは雰囲気があります。

この船は運河クルーズ用のもの。僕も乗ったので、それについては記事後半で紹介します。

中心部(マルクト広場)に近づくにつれて人が増えてきました。
スポンサーリンク
マルクト広場
のんびり歩くこと40分ほど市街地の中心部マルクト広場に到着しました。

うーん広い。この写真では人があまりいないように見えますが、12時を過ぎたあたりからツアー客が大勢集まってきます。

広場を馬車が通るなんてまさに中世ですね。

まるでタクシー乗り場のように馬車が止まっています

これが有名なギルドハウスです。ギザギザした独特な形状をしていますよね。
市街地のほかの場所にもこのようなギルドハウスはありますが、最もカラフルで綺麗なのがこのマルクト広場にあるギルドハウスでしょう。

ヨーロッパの建物ってなんでこんなに綺麗なんでしょう。

広場から見えるこの鐘楼は中世フラマンの人々が「自由と権力のシンボル」として建てたものらしく、世界遺産に登録されています。
ちなみにこの鐘楼には展望台があり、そこから見下ろすブルージュの街並はとても美しいんだとか。
チョコレートが有名
中世の街並みが有名なブルージュのもう一つの顔がチョコレートタウン。
小さい街にも拘わらずいたるところにチョコレート屋があります(ベルギーという国そのものもチョコが有名ですよね)

板チョコのような見た目のお店。見た目からして甘い香りがしてきそうですね。

ウィンドウショッピング感覚でチョコを見ることもないですよね。とにかくチョコレートを使ったありとあらゆる商品があります。

ホットチョコレート用のチョコも多く売られてました。スーパーなどで1人分を袋に包んで売っているのでお土産用にはピッタリかもしれませんね。
運河クルーズ
お待たせしました。ブルージュの運河クルーズについて紹介します。
街の間を縫うようにして張り巡らされている運河を航行するクルーズはブルージュを堪能するうえでは必須のイベントです。

こんな風に数か所にチケット販売所があります。チケットはどこで買っても1人8ユーロ(約1,030円)。

道路から見るとこんな感じ。なんか「絵」になりますよね笑

船に乗り込んでいよいよスタートです。非常に細い水路もあるため大体15人乗りくらいの小さなボートです。

こーんな天井が低い橋の下も通ります。頭をぶつけないように注意が必要です。

この低い目線から見る街並みもまた綺麗ですねぇ。

大きな水路にでると、両側にブルージュを代表するギルドハウスが立ち並びます。ちなみにボートの運転手が解説をしてくれるのですが英語なので例にならって英語なのでさっぱりわからず。。目と体で堪能しましょう!
まとめ
世界遺産の中世の街並みを現代に残すベルギーの都市、ブルージュ。本当に綺麗でまさに”天井のない美術館”でした。必見ポイントをまとめます。
- 愛の湖
- マルクト広場のギルドハウス
- 馬車
- 運河クルーズ
- 町全体
特にマルクト広場にあるカラフルなギルドハウスは女子受け間違いなしです。僕は乗りませんでしたが馬車に乗って「街を1周する」みたいな楽しみ方もありだと思います。
「半日あれば十分に観光できる小さな町」であり「パリから2.5時間の距離」ということからもパリ滞在中に日帰り旅行で行くのもおススメです。
是非候補の一つにしてみてください。
スポンサーリンク