【就活生向け】大手企業の「面接」を通過するための3つのポイントについて

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いよいよ3月に2019年度卒予定の学生を対象とした就職活動が解禁(企業エントリー解禁)されますね。

僕自身も4月には入社4年目になり、3年前の就活時期を思い出します。

早い学生はベンチャー系の企業を受け、書類選考(ES)やグループディスカッションを終えて面接を経験しているのではないでしょうか。

とはいえ、書類選考(ES)やグループディスカッション、一次面接、は通過するのに最終的に内定までは中々届かないといった悩みを多くの学生が経験することと思います(後輩からもよく相談されました)。

 

僕自身も当時は就活にあたり多くの先輩から話を聞きましたが、うまくいかなかった人に限って「面接は0から1を話す(嘘をつく)のはダメだけど、1を100にするのはOK(話を盛る)」「質問を返しつつ自己PRを盛り込んだ」などといった見当違いのアドバイスをしてきます。

社会人になると面接を担当した上司とも話をするわけですが、「学生の嘘なんてすぐわかる」と言っていました。全くその通りで、もっと言ってしまえば若手社員の僕ですら見抜けると思います。

 

僕自身の経験や面接を担当した上司の話から面接官が大事にしている面接の本質について3つのポイントに絞って説明したいと思います。

※「清潔感のある身だしなみ」「ノックは3回」などといった”マナー”や「端的に受け答えをする」などの”テクニック”関しては基本的には触れません。

勿論重要なことですが、これはスタートラインに立つための準備にすぎませんからね。就活本等で勉強してください。

 

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僕の就活実績について

まず僕自身の就活の成果ですが、理系学部卒(理系ですが営業系を希望しました)で、第一志望の企業を含む東証一部上場企業6社から内定(正確には内々定)を頂きました。(なんかスーパー自慢みたいでごめんなさい。笑)

僕自身が大企業の総合職(技術職以外)を希望したことから

  • 理系の学部(院卒含む)を出て技術職を希望する人
  • 弁護士や看護師などの資格を持っていて専門の職種を希望する人
  • ベンチャー企業などの採用数が少ない会社を希望する人

向けではなく、いわゆる普通の学部卒で大手企業狙いの就活生に向けた面接の攻略になります。

 

ポイント① 志望動機を明確に

「なーんだ志望動機か、当たり前じゃん」と思ったそこのあなた。

その通り、大大大前提の話です。ですが本当に面接官が求めている志望動機を理解していますか?

企業にとって学生の志望度合はとても重要です。学生有利の売り手市場である現在の就活は複数内定を貰う学生が大勢います。

当然入社できる企業は一社だけですので、それだけ内定辞退数も多いわけです。

 

しかし企業としては多額のお金をかけて選抜してきた学生達。辞退数が多ければ新たにお金と労力をかけて採用活動をし直さなければならないことから内定辞退だけは絶対に避けたいわけです。

では何を持って”内定辞退をしない学生”と判断しているか。

それが「志望動機」なのです。

ちなみに志望動機が多少あいまいでも最終選考までは行けます。なぜなら大手企業のような大量に内定を出す企業は「通過」か「落とす」か悩んだら次の選考で判断する傾向があるためです。

しかしいざ内定を出すとなると内定辞退者を出さないためにも、本当に入社してくれそうな人材を確保するわけですね。

では面接官が求める志望同期とは何なのでしょうか。

 

 面接官が求める「志望動機」とは

志望動機と一言で言っても大きく二つに区分できます。この二つの観点から志望動機を考えるのが重要です。

  1. 業界の志望動機
  2. 同業他社と比較した際の志望動機

分かりますかね??

「三菱東京U〇J銀行」の総合職を例にとって説明していきます。いわゆる「金融業界」ですね。

 

1.「業界の志望動機」について

多くの学生が就活攻略本やなどを読みつつ志望動機を考えるわけですが、これについては「他業界ではできない理由」を明確にすることが重要です。

「それだと〇〇業界でもできるよね?」と面接官に言わせないことを意識しましょう。特に近い業界との差別化が大事です。メガバン志望の場合「地方銀行・信託銀行・証券会社」じゃなぜダメな理由を明確にしましょう。

「1.業界の志望動機」に関してはネットに乗っている情報である程度参考にしてもいいかと思います。

 

2.「同業他社と比較した際の志望動機」について

正直こちらのほうが重要です。オリジナリティをだせて他の就活生との差別化につながります。

例題を使うとしたらなぜ「三井〇友」や「み〇ほ」じゃなくて「三菱U〇J」に入りたいのかを言えるようにしとくわけですね。

これに関してはネットからの情報はやめましょう。それでは結局「あ、よくあるパターンじゃん。たいしてうちの会社の志望順位高くないな」と思われたら意味がないですからね。

では何を意識すればいいのかというと、ずばり「自身の体験や経験」から志望動機を作りましょう。「〇〇という経験から預金している貴行(社)のATMサービスを変えたいと思い~」「銀行員の父親の背中を見て育ち~」などなど。

とはいえ、「なかなかそんな体験・経験ないよ」という会社も多いはず。そういったときに重要なのが「説明会」に参加しておくこと。できれば複数の企業が集まる合同説明会ではなく、会社独自で行う説明会に参加しましょう。

なぜかというと、それだけ「志望動機が高いアピールに繋がる」ことと「説明会の中にいっぱいヒントがある」から。

「話を聞いた営業社員の〇〇というところに感銘を受けた」というのも立派な”経験”ですからね。

 

ポイント② 「人柄」を全面に押し出す

ようは自身の個性を出すということですね。

分かりやすい言葉で例を出すと「明るい」「爽やか」「真面目」など人の性格を表すものだと考えてください。

僕は「爽やかさ・誠実さ」を売りにしたかったので、そう思ってもらえるような受け答えはもちろん、服装や髪型、志望動機まで「爽やか・誠実」を意識しました。

ここに関してはあえて「自分を作る(嘘をつく)必要はない」と思っています。

というのも保守的だと思われがちな大手企業ほど変革を求めて、あらゆる人材をとっています。内定者懇親会などで「え、なんでこんなぶっとんだやつが内定貰ってるの?」と思った人もいました。

「これがおれだ!私だ!」と自身をもって言える性格や人柄を押し出しましょう。

 

※一個だけ注意点

面接官は「この人と一緒に仕事したいかどうか」という観点で見ている人も大勢います。

勿論それは個人の感覚なので合わせようがないのですが、あまりにも「適当な人(感覚論で話す人)」や「生意気な人(率直に思ったこと言う人)」は落ちやすい傾向があるかもしれません。

こういった性格を押し出す人は控えめに行きましょう。

個性を出すのが目的ではなく、面接を通過するのが目的ですからね。

 

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ポイント③ 自身のポテンシャルを感じてもらう

ポテンシャル=潜在能力。つまり自身の潜在能力を面接官に感じてもらう必要があります。

はい、意味不明ですよね。笑

とはいえこれが内定をもらうためのキモにあたる最も重要な要素です。

就活生は「どれだけ自分がすごい人間か」をアピールしたがります。本当に。

例えば、簿記2級資格を持っている、サークルの代表を務めたなどですかね。

 

でもよく考えてください。本当にそんな資格や専門性が求められていますか。

そんな会社や職種は、理系大学院生や看護師や弁護士などの本当に国家資格レベルのものが必要な場合を指します。

その証拠に、募集要項には全学部全学科の学生対象って書いてましたよね。つまり資格なんてあまり重要ではありません。

さらによくアピール項目にあがる「サークル代表」。どれだけの規模のサークルかも分からないですし、そもそも企業側は本当に代表を務めたかどうか確かめる術はありません。

 

じゃあ何をもって自身のポテンシャルを感じてもらうのか。

それは「学生生活を通じて何を学んだか」を伝えることです。

何をしてきたか、何ができるようになったかではなく、何を考えられるとうになったか・感じられるようになったか。これが本当に大事です。

 

例えば、サークル代表を務めて100人をまとめあげることよりも、その経験を通じて人を動かすには軸を通った話をする必要があることを学んだ。とかですかね。

そのときに必ず具体的なエピソードを聞かれるので用意しておきましょう。

人の考えや感じたことは、「サークル代表を務めた」とは違い、その場で確認できますからね。

 

まとめ

最後に3つのポイントをもう一度おさらいしましょう。

  1. 志望動機を明確にする(業界の志望動機と同業他社との違いも明確に述べるようにすること)
  2. 「人柄」を全面に押し出す(面接だけでなく、ESや志望動機、服装髪型までその人柄が現れるよう意識すること)
  3. 自身のポテンシャルを感じてもらう(学生生活で成し遂げたことではなく、何を学んだかを意識する)

就活は人によっては、なかなか受からず自身の喪失からあらゆるテクニックや、人の志望動機などをそのまま利用しがちです。

しっかり準備すれば決して難しくありません。

自身をもって堂々と挑んでください。頑張れ就活生!!

 

 番外編

就活が終わったら後は卒業まで楽しむだけ!

特に社会人になったらまとまった休みはとれないもの。

学生のうちに海外旅行に行ってください。僕は行かなかったので本当に後悔してます。笑

まあありがたいことに休みが取れる会社なので社会人になってから行ってます。よければ旅行記もご覧ください。

 

※魔女宅で有名なクロアチア、イタリア、セブ島の旅行記です。

 

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。

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