【セブ島】カンダヤリゾート旅行記|大人向けのラグジュアリーホテルを紹介

セブ島と言えば高級リゾートホテルがいくつもありますが、ここ「カンダヤリゾート」を知っている人は少ないのではないでしょうか。

2014年に開業されたばかりで新しいことに加え、空港から片道4時間もかかるためマクタン島にある他のリゾートホテル(シャングリラやプランテーションベイなど)に加えるとまだまだ知名度は低いでしょう。

しかしこのホテル

  • 海辺での乗馬体験
  • 延々と続くプライイベートビーチ
  • インフィニティプールからの水平線の眺め
  • 時が止まったような静かな雰囲気


などなど、 他のリゾートホテルとは一線を画すようなラグジュアリーなつくりとなっています。

僕はGW真っ只中の2019/5/1~5/2の1泊2日で泊まったのですが、宿泊客で混雑している様子もなく非常に静かで優雅な滞在となりました。その様子をお伝えします。

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ホテルまでの行き方

このホテルの最大のネックはやはり空港から遠いこと。下記の地図をご覧ください。

  • 緑の飛行機マーク → セブ・マクタン空港
  • オレンジのベッドマーク → カンダヤリゾート
  • 青いベッドマーク → その他リゾートホテル(シャングリラ/プランテーションベイ/クリムゾンリゾート)



見てもらって分かる通り空港からカンダヤリゾートだけずば抜けて遠いんですよね。。このアクセスの悪さがカンダヤリゾートに宿泊する上で最大のデメリットでしょう。

交通手段は以下の3つ

  • ホテルに頼んで送迎車を用意してもらう(値段:往復7,000ペソ/片道4,000ペソ、 所要時間:3.5~4時間) ←オススメ
  • タクシーで行く(値段:片道約3,000ペソ、 所要時間:3.5~4時間)
  • ノースバスターミナルからDaanbantayan(ダンバタヤン)方面のバスで行く(値段:片道約250ペソ、 所要時間:5~6時間)(約250ペソ)


ちなみに1ペソ約2.1円ですので、ホテルの送迎車を利用すると7,000ペソ=14,700円とぶっちゃけ物価を考えると かなり高いです。

普段移動手段にかけては出来るだけ節約する僕ですが、このカンダヤリゾートに関してはホテル送迎車サービスを強くオススメします。

理由は主に2つ。

  1. 実際にノースバスターミナルからバスでホテルすぐそばのマヤ港まで行ったが劣悪な席で6時間もかかった
  2. 復路は送迎車を利用したところ、タクシーよりも広々とした席で快適だった

からです。

ホテルの送迎車

いわゆるリムジンのような高級車ではないですが、ワゴン車(おそらくトヨタのハイエース)だったので「室内は広々」「独立したシート」「リクライニングも悠々できる」といったメリットがあります。
※ちょっとしたお菓子とジュースもおまけで付いてきます。

タクシーよりも少しだけ値は張りますが、 長時間乗ることを考えるとメリットの方が大きいですよ。


ホテル滞在の様子

まずはレセプションでチェックイン

ホテルの入り口に到着。ここで名前を効かれて宿泊者名簿に照らし合わせます。カンダヤリゾートに限らずセブの高級リゾートホテルは門番の方がいるので、セキュリティ対策もばっちりです。

レセプションのまで降ろされます。このちょっとした廊下まで高級な雰囲気です。

中は広々。僕らの他には誰もいませんでした。

2つ受付がありますが、どちらでもOK。僕らはチェックイン開始時間(14時)前の13時頃に着いたのですが、チェックインは先にさせてくれました(部屋に入れるのは14時から)。

その間にランチやホテル散策はOKなので、早くついても安心です。もちろん重たいスーツケースは先に預けておけば後ほど部屋まで届けてくれますよ。

敷地内を走るバギー

敷地内は広いためバギーで部屋やレストランまで送ってくれます。ただ、広いとは言っても全然歩ける範囲ですので、乗ったのは最初の1回だけです。

敷地内を表す地図はこちら↓

カンダヤリゾートの地図

少しごちゃごちゃしてしまいましたが、、多くの宿泊者が訪れるところを色の付けた枠で囲っています。ご参考までに。

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部屋の紹介

このホテルには以下7種類の部屋があります。

部屋のグレード一覧
  • デラックスルーム ←今回泊まったのはここ
  • プレミアルーム
  • ガーデンヴィラ
  • オーシャンビュースイート
  • ガーデンヴィラ(専用プール付き)
  • ビーチヴィラ(専用プール付き)
  • オーシャンヴィラ(専用プール付き)


特徴的なのは、部屋が広くてモダンな雰囲気がこと。今回僕らが泊まった一番グレードの低い「デラックスルーム」ですら50㎡もあります。

シャングリラやクリムゾンリゾートは一番グレードの低い部屋で36㎡のため1.4倍もの大きさになります。

体感的にはスイートルームのような広さでした。では下記で紹介します。

メインホテル

インフィニティプールの目の前にあるのが、メインホテル。ここの2階はプレミアルーム以上でないと泊まれません。。

メインホテルの中の様子

吹き抜けで開放感を出しつつシンメトリーになっていて洗練されたデザインの印象を受けました。 では実際に泊まった1階の部屋の様子を紹介します。

ベッドはキングベッドサイズのため2人で横になっても十分すぎる大きさです。

入口から撮るとこんな感じ。奥行が非常にあります。

TVの前にソファとテーブルがあります。ルームサービスを使ってTVを見ながら食事というのもありですね。

作業用の机もあります。

コーヒー飲んだり一服したいときはこちらのテーブルもあります。

ウェルカムデザートが置いてありました。

洗面台は大理石になっていて非常に綺麗です。※ただし水の勢いが弱いのが残念でした。

シャンプーやコンディショナーなどのアメニティ。他にも、歯磨きセットやシャワーキャップもありましたのでご安心下さい。

バスタブはなくシャワーのみ。シャワーは水量も問題なしでした。

手前から、水回りはこんな感じ。手前から洗面台/トイレ/シャワーとなっています。


ちなみにですが、専用プール付きの部屋はこんな感じです↓

専用という意味ではいいですが、外から丸見えなのでプライバシーが気になる人はあんまりオススメしません。


地平線まで見渡せるインフィニティプール

このカンダヤリゾートの売りの一つがインフィニティプールですが、ここのクオリティはかなり高いですよ。

インフィニティプールとは簡単に言うとプールの端をなくしてその延長線上に海があるように見せるようなプールのことです。

いかがでしょうか。上の写真はプールからプライベートビーチ方面に向かって撮った写真なのですが、障害物がほとんどないので、プールがそのまま海につながっているように見えますよね。

反対を向いてメインホテル側を撮るとこんな感じ。メインホテルは装飾が派手なわけではないのですが、高級感がありますよね。

偶然なのかいつもなのか分かりませんが、常時このインフィニティプールには1組か2組程度しか人がいないのでプライベートプールのように独占することが出来ました。ちょっとお得。

インフィニティプールのすぐ横にはビーチベッドがあります。ここでのんびりスマホいじり、読書、昼寝をしつつたまーに泳ぐ。これが最高の贅沢です。

広大なプライベートビーチで泳ぐ

ずっと続く海岸線。

ただし海の中は水草がメインで正直あまり綺麗ではありません。サンゴ礁なども無いので魚もほとんどおりません。そのためプライベートビーチでの楽しみ方は主に2つ。

  • 波の音を聞きながらのんびり過ごす
  • マリンアクティビティを行う(カヤック/パドルボート/ジェットスキーなど)


僕はマラパスクア島で散々泳いでいたので今回は何もしませんでしたが、 広大な範囲の海と宿泊者があまりいないことを考えると、マリンアクティビティの方がオススメです。

各マリンアクティビティにかかる値段一覧表

上記の表にはパドルボートも有料になっているのですが、彼女が借りたところ、無料だったそうです。

もしかしたら、カヤックやパドルボートなどであれば無料になっているのかもしれません。

このようなゆりかご型のベッドが用意されています。これ最高に気持ちいいですよ~。是非一度横になってみてください。

木からぶら下がる形で設置されております。大人2人で乗っても全く問題ありませんでした。

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【乗馬体験】馬に乗って海辺を歩く

このホテルの売りの一つがこの乗馬体験(有料)です。

マリンアクティビティやヨガなどのアクティビティは他のホテルでも体験できますが、乗馬体験ができるホテルなんて中々ないのではないでしょうか。

しかも馬に乗って海辺を歩くことが出来るのです。先に注意事項を下記に記載します。
※僕らは乗馬レッスンと乗馬体験がセットになったコースを利用しました。

乗馬体験注意事項
  • 事前予約必須(前日でOK)
  • 対象は初心者(インストラクターに引っ張られる形で移動するので、自由に馬に乗って走り回ることは出来ません)
  • 服装は長ズボン&運動靴がオススメ(僕は半ズボン(笑)で行きましたが馬の体とこすれるので長ズボンがいいと思います)
  • 乗馬体験は有料。以下3種類から選びます
    1. 乗馬レッスンのみ(30分) ※1人当たり2,000ペソ(約4,200円)
    2. 乗馬体験のみ(30分) ※1人当たり2,000ペソ(約4,200円)
    3. 乗馬レッスン&乗馬体験(45分) ※1人当たり2,500ペソ(約5,300円) ←オススメ


さて当日です。会場はレセプションのすぐ近くの位置で歩いて行けますが、時間になるとバギーが迎えに来てくれるので部屋で待っていましょう。

僕が実際に乗った馬

まずはこのような囲いのある砂場で「停止」「出発」「右折」「左折」の4つのやり方をレッスンをしてもらいます。

ちなみに英語は分からなくても全然OK。基本はジェスチャーで教えてくれます。

また、一人ずつインストラクターが着いてくれるので馬が暴走してしまうこともありませんので心配せずに体験できます。

アクティビティの内容は以下の通りです。非常にシンプル。

20分ほど砂場でレッスン

敷地内を通り海辺を歩く

砂場にUターン

レッスンを終えるとこのような獣道を通って海辺に向かいます。

手綱をしっかり握っていないと馬が周りの草を食べてしまうので油断しないようにしましょう笑

ついに海辺に出ました~。こちらの海は他の宿泊客が入れないビーチなので注目を浴びる心配もありません。笑

ここで海をバックに記念写真をパシャリ。海で乗馬なんてインスタ映えもしますね。


以上で終了となります。写真はお願いすればいつでもインストラクターの方が撮ってくれますよ!iPhoneでもデジカメでもOK。

少々値は張りますが是非体験してほしいアクティビティです。


プライベートビーチから日の入りの様子を眺める

カンダヤリゾートに泊まったからには見てほしいのが日の入りの様子です。この時には宿泊客の多くがプライベートビーチに集まっていました。

インフィニティプールとプライベートビーチの間の砂浜から撮った写真。

遮るものがないので地平線に沈む様子がしっかりと確認できます。

ちなみにこのようなボックス型のシートがあり、ここでゆったりと日の沈む様子を確認できます。非常にロマンチックなひと時でした。


レストラン 兼 朝食会場の様子

高級リゾートホテルの楽しみの一つはホテル内での食事ですよね。

ただ、残念ながらKUSINA(クシナ)と呼ばれるレストランが一つしかなく、ここが朝食の会場にもなっております。

とはいえ、一つしかないが故に、ピザ・パスタ・肉料理・フィリピン料理などある程度の種類はそろっております。味も文句なく美味しいのはグッドポイント。

ただ、それでも3泊が限界でしょうね。それ以上は飽きてしまうと思います。

レストラン内はこのような「かご」のようなもので区画が分かれております。

天井が高いのとテーブル間の席が離れていることもあり非常に開放感がある作りになっているのがポイントですね。

また写真の反対側は海になっており、海を眺めながらの食事もできます。

こちらは牛肉のすね肉を使った料理。ライスもあるので日本人的に嬉しい。

フィリピンの現地料理もいただきました。



朝食の様子

朝食はバイキング形式となっております。パンやチーズ、ハム、シリアルなどがありシェフに依頼すればオムレツやパンケーキもその場で作ってくれます。

味は問題なく美味しいのですが、やはり宿泊客があまり多くないせいかシャングリラやクリムゾンに比べて品数があまり多くないのが残念なポイントでした。

こちらは食パンやライ麦パンなど

定番のハムやチーズですね

菓子パンもあるので子供やデザートにオススメ

サラダもあります

メインディッシュ系ですね。個人的に朝には食べないのですが、、

ウインナーなど

軽く済ませたい方はシリアルもありますよ。

フルーツはスイカとマンゴーのみ。個人的にパイナップルが好きなので少し残念。

こちらではオムレツやパンケーキを焼いてくれます。このパンケーキすごく美味しいのでオススメです。

カウンターがあり、コーヒーを飲みたい方は頼みましょう。豆を挽いてくれるので美味しいです。

ちなみにこのカウンターは外からもバーのような形式で飲み物や軽食を頼むことが出来ます。

KUSINAの料理をルームサービス可能

夕食などは部屋でのんびり食べたいという方はルームサービスがオススメ。レストランの料理から自由に選ぶことが出来ます。※ただし10%のサービス料が追加になります。

TVで映画でも見ながら食事。というのも悪くないですよね。

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敷地内散策

僕はリゾートホテルに来たら必ずやるのが「ホテル散策」です。ぶらぶらするだけで色々な発見が楽しいのです。

テニスコートがありました。希望すれば利用できるのでしょうね。

とにかく敷地が広いのでヴィラの一つ一つの間隔が広いです。

しっかりと道路になっています。でもバギーはほとんど走っていないので真ん中を堂々と歩くことが出来ます。


家庭菜園の様子

ここカンダヤリゾートでは家庭菜園をしており、そこで取れた野菜をレストランでも提供しているそうです。

特に案内ツアーなどはありませんが、自由に見ることが可能なので少し立ち寄りました。

トマトの実がなっています。食べごろまではもう少し待たないとですね。

ハウス栽培の様子も。

背丈は低いですが、ココナッツの木もあります。


ホテルの客層とスタッフ

客層(国籍)

GWということもあり、日本人が5割、欧米人5割といったところでしょうか。セブ島の他のホテルでは韓国人の割合が高いのですが、ここはあまりいなかった印象です。

客層(ファミリー/カップル/友達の割合)

ファミリー3割、カップル6割、友達1割といった構成です。ややラグジュアリー感のあるホテルということもあり、カップルが多かったですね。

混雑具合

かなり空いてました。ちょっと心配になるくらいに。シャングリラやクリムゾンは非常に混雑しているので、静かにリゾートを楽しみたい方はオススメです。


宿泊代金

やってきました気になるお値段タイムですね。

ラグジュアリーな雰囲気ではあったのですがやはり立地が悪いせいかかなり安かったです。

ずばり2人で1泊23,730円(税&サービス料込)。つまり1人当たり1泊約11,865円です(3か月前頃に予約)。 GWですよ?この値段はちょっと安すぎるのではないでしょうか。

今回利用したホテル予約サイトはいつものTrip.comではなくagoda 。単純に最も安かったからです。以前はぶっちぎりでTrip.comが安かったのですが、最近はagodaが頑張っている印象です。

まとめ

いやー満足度の高いラグジュアリーホテルでした。

実はここのホテルはシュノーケリングやダイビングで有名なマラパスクア島という離島から非常に近く合わせていくことをオススメします。

それも踏まえてここに泊まるべき人は以下の通りです。

  • とにかく静かにリゾートホテルを満喫したい人
  • マラパスクア島も行きたい人
  • インフィニティプールに興味がある人
  • 乗馬体験をしたい人

是非参考にしていただければ幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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