【景福宮】夜間入場でライトアップされた王宮を見学

景福宮(キョンボックン)って知っていますか?

ソウルのど真ん中に位置する朝鮮時代の王宮です。韓流ドラマの時代劇で出てくる王宮こそが、この景福宮(もしくは近くに位置する昌徳宮)です。

ここ自体は昼にも入場できますが、実は夜になると建物がライトアップされます(毎年4月末~10月末ごろまで)。その姿はまさに幻想的。

今回はそんな景福宮の夜間鑑賞について紹介します。※2019/8/3に行きました

スポンサーリンク
 

景福宮への行き方

下の地図をご覧ください。

  • 青い電車マーク:最寄り駅である「景福宮」駅
  • 赤いマーク:景福宮の中心地


地図を拡大すると分かるのですが、景福宮駅の5番出口から直結で光化門(クンファムン(Gwanghwamun))と興礼門(フンレムン(Heungnyemun)) の間にある広場に出れます。


夜間鑑賞について( 4月末~10月末限定)

通常は日中帯に鑑賞するのがほとんどの景福宮ですが、期間限定(4月末~10月末)で夜間鑑賞を行っております。

夜間鑑賞の実施日
  • 4月27日(土)~5月5日(日)  19:00~21:30(最終入場は 20:30)
  • 5月19日(日)~6月1日(土)  19:00~21:30 (最終入場は 20:30)
  • 6月16日(日)~6月23日(日)  19:30~22:00 (最終入場は 21:00)
  • 7月21日(日)~8月3日(土)  19:30~22:00 (最終入場は 21:00)
  • 9月12日(木)~9月15日(日)  19:00~21:30 (最終入場は 20:30)
  • 9月22日(日)~10月5日(土)  19:00~21:30 (最終入場は 20:30)
  • 10月20日(日)~10月31日(木)  19:00~21:30 (最終入場は 20:30)
    ※景福宮の公式サイトより引用



上記を見てもらえれば分かる通り、4月~10月中に夜間鑑賞を実施しますが、毎日行っているわけではなく、断続的に行われるので、自分の行く日が夜間鑑賞実施日か事前に確認してから行きましょう。

また文化財保護の観点で1日4,500人までしか入場できず、チケットも専用(夜間鑑賞用)のものを購入する必要があります。

この夜間鑑賞用の入場券は事前予約(インターネット)または事前予約(インターネット) または当日購入3択になります。

入場券の枚数
  • 事前予約(インターネット):3,950枚(一般3 ,400 枚、韓服(チマチョゴリ)着用者500 枚)
  • 事前予約(電話):50枚
  • 外国人用当日券(先着順):500枚 ※パスポート必須



上記の通り事前予約が大半を占めるのですが、公式サイトを見ても現在では予約のページが見つかりません。

公式サイト記載の通り
・9月分については2019. 08. 30.(金)14:00から
・10月分については2019. 10. 11.(金)14:00から
販売開始だそうなので、おそらくそのタイミングで専用ページが出来るので予約する必要がありそうです。

ただ、韓国語なので色々とハードルは高め。そのため外国人専用の当日券を狙いましょう。※パスポートの提示必須です。忘れないように。

チケット売り場の様子


光化門から広場方面を見て、右側にチケット売り場がありますよ。

チケット料金
  • 一般、外国人:3,000ウォン(約260円)
  • 韓服(チマチョゴリ)着用者:無料



金額は上記の通りです。3,000ウォンと非常に安価ですが 韓服(チマチョゴリ) を着ていくと無料になるので興味のある人は来て行ってもいいかもしれません。

スポンサーリンク
 

当日の様子

それでは景福宮の夜間鑑賞当日の様子をお伝えします。

「光化門」と「興礼門」を通って入場

外から見た光化門の様子


入館開始時刻の19:30に向かいました。光化門はまさに宮殿の入口を象徴する建物です。

光化門 と 興礼門の間の広場


正面に見えるのが「興礼門」で、ここでチケットを渡して入場します。ここの広場はとても広く、昔の王宮の雰囲気を感じ取れます。

ちなみにこの写真のすぐ右側がチケット売り場です。


チケットはこんな感じ。

興礼門

右側から並んで入場しましょう。


ライトアップされた「勤政殿」


興礼門を超えるとすぐ目の前にあるのが 「勤政殿( クンチョンジョン )」です。

ここは国家の大きな儀式や外国からの使節を接待するための正殿だったそうです。

ライトアップの一つの目玉がこの「勤政殿」でしょう。皆さん写真撮りまくりでした。笑

官位が掘られた石の標識もあり、官位が高いほど「勤政殿」に近いです。ここに大臣達を座らせながら儀式が行われていたのでしょうね。

ななめから撮ってもこの美しさです。

細部までこだわった装飾となっており、一見の価値ありですね。

勤政殿含めて建物の中には入れませんが、外から写真を撮ることは出来ます。

国王の台座の後ろにある屏風画はには太陽と月が描かれており「赤い太陽は国王」を「白い月は皇后」を意味するようです。

回廊と言うのでしょうか。このような柱と柱の間の道もまた風格がありますね。

スポンサーリンク
 

「修政殿」でのイベント

20時ピッタリごろから「修政殿(スジョンジョン)」でイベントが始まってました。

観覧客でいっぱい


昔ながらの衣装を来て太鼓の演奏から始まり、歌などのイベントがありました。

非常に華やかな衣装と迫力のある演武です。興味のある方は是非。


幻想的な「慶会楼」

続いての必見ポイントは「慶会楼(キョンフェル) 」と呼ばれる楼閣です。ここは祝事があったとき宴会を行うために造られた建物です。

ライトアップされた建物が水面に反射して幻想的な光景でした。ちなみに「慶会楼」は韓国の国宝に認定されているようですよ。


その他の建物の様子

有名な建物は上記の通りですが、景福宮内にはその他にも沢山の建物があります。そして、このライトアップされた風景がまた綺麗なんですよね~。

道も雰囲気があります。

下からライトを当てることで、昔の松明のような光の広がり方になるんですかね?

まとめ

さて最後に景福宮の夜間鑑賞についてまとめます。

夜間鑑賞のポイント
  • 夜間鑑賞は4月末~10月末で実施され、開催日が限定的なので注意。
  • チケットは当日券狙い。先着順なので開始と同時に入るように。
  • 必見ポイント は「勤政殿」と「慶会楼」



といったところでしょうか。ちなみに昼に来ると衛兵の交代式が見れるので夜間鑑賞とは違った楽しみ方もありますね。参考にしてください。

スポンサーリンク