シャングリラ東京 エグゼクティブスイート宿泊記|超一流ホテルのラウンジ&ルームサービスの朝食を堪能

今年の夏休みはコロナ禍で海外旅行を諦めたため、都内の高級ホテルステイを満喫することにしました。

いくつか候補はあったのですが、口コミの良さとホテル28Fに併設されているピャチェーレ(Piacere)で夕食を食べたいという事もあり、シャングリラ東京に決定。

彼女の誕生日という事もあって思い切って「エグゼクティブスイート」にしました。

人生初のクラブラウンジでのアフタヌーンティーやイブニングカクテル、コロナ禍ゆえにルームサービスでの朝食など超一流のホテルのおもてなしを体験しました。

さてそんなホテルステイを紹介したいと思います。

スポンサーリンク
 

ホテルの位置と行き方

ホテルはJRの東京駅のほぼ目の前といった超好立地です。

  • 徒歩:JR東京駅 日本橋口から徒歩1分/八重洲北口から徒歩2分
  • 車:首都高 呉服橋出入り口から約3分(丸の内トラストタワー本館の地下1F)※駐車代3,000円(24時間)、バレーパーキング代1,500円(選択可)

地図は下記の通りです↓

1Fのエントランス

ちなみに徒歩で向かった場合は、↑の写真のような豪華なエントランスが待ち構えております。入ってすぐのロビー直通エレベーターで28Fに向かいましょう。

実は一度、プレゼントを預けに前日に伺ったのですが、その際にはエレベーター前にはドアマンならぬエレベーターマンがいらっしゃって、エントランスに入るとわざわざ扉を開けてくださいました。


車で行くなら”バレーパーキング”をお願いするのがオススメ

当日は車で訪問し、せっかくなのでバレーパーキングサービスもお願いしました。

バレーパーキングとは「駐車と出庫を係員にお任せできるサービス」のことを言います。車寄せに着いたら一流の係員がお出迎えをしてくださり、そのままキーを渡すだけです。

これの良いところは到着時に駐車を任せて楽という事ももちろんですが、一番のポイントは帰宅時に荷物などを全て積んだ状態で出庫を済ませていただけること。



特に僕らはホテルからサプライズ誕生日プレゼントのぬいぐるみ(後述)などがあったため帰宅時の方が荷物が多かったんですよね。

ですが、チェックアウト時スタッフの方にハンドバッグ以外の荷物を預けておくと、それらを全て積んだ状態で車寄せに着けておいてくれました。

このおもてなしは本当に感動しました。車で行くなら是非バレーパーキングをオススメしますよ~。

なお、当日にバレーパーキングを利用する旨伝えることも出来ますが、事前に車の番号などを伝えておくとスムーズに案内してくれるそうです。本来は。

僕は今回、事前にメールで車の番号なども全て伝えていたのですが車寄せのスタッフには伝わっておらず、
彼女の前で金額の案内とバレーパーキングの使用有無を聞かれてしまいました。この一点だけが非常に残念でしたね。。

スポンサーリンク
 

ホテル滞在について

37Fのホライゾンクラブでチェックイン

エレベーターを降りるとすぐにクラブラウンジの入口が

部屋の種類は下記の通りですが、”ホライゾンクラブデラックス”以上のランクの部屋に宿泊した場合は37Fのクラブラウンジでのチェックイン/アウトが可能です。

通常は28Fのロビーでのチェックイン/アウトになるため特別待遇というわけですね。

部屋の種類
  • スタンダードルーム
  • デラックス
  • プレミア
  • ホライゾンクラブ デラックス
  • ホライゾンクラブ デラックス インペリアルガーデンビュールーム 
  • ホライゾンクラブプレミア
  • “エグゼクティブスイート” ←今回泊まったのはここ
  • プレミアスイート
  • シャングリ・ラスイート
  • プレジデンシャルスイート

この37Fへの行き方ですが、1Fもしくは地下1F(駐車場)から28Fで一度降りて、チェックインカウンターを横目に素通りして37Fまで続くエレベーターに乗り継ぎます。

全て初めての経験ですので、内心ドキドキしながら向かってました。笑

チェックイン時間は15時なのですが14:30頃に訪問しました(事前に了承の確認済みでした)。まずはウェルカムドリンクを一覧のリストから選びます。

彼女はホライゾンクラブオリジナルティー、僕は有名なメロンジュースを注文。メロンジュースは本当に生絞りで超濃厚でした。周りの人もメロンジュース頼んでいる方が多かったですよ。

アルコール類はこちら

ちなみにアルコール類ももちろんありました。シャンパン、ワイン、ビール、ウイスキー、焼酎などなど。宿泊者は全て無料でおかわりも出来ちゃいます。

チェックインの様子

こんなオシャレなテーブルとソファーに腰掛けながらチェックインなんて。。ちょっと贅沢しすぎな位です。

ここで朝食/アフタヌーンティー/イブニングカクテル/管内設備利用などの各種説明を受けます。


アフタヌーンティーで至福のひと時を

15時から部屋に入れますが、14:30からアフタヌーンティーサービスが始まるということで、そのままいただくことにしました。

提供時間
  • アフタヌーンティー:14:30~16:30

本場っぽくこんな容器と一緒に来ます。ただ、3段ではなく2段で積まれてましたね。チョコタルトやアップルパイが別皿だったためあえて2段なのかな?

内容はマフィンやらスコーンやらフィナンシェやら盛り沢山です。特にクロテッドクリーム(少しオレンジ風味でした)を塗ったスコーンが美味しくて美味しくて。また食べたいなぁ。。

せっかくなのでアフタヌーンティーはシャンパンで乾杯。Cheers!

窓側の景色を見ながら食べたかったので席を移動してパシャリ。14:30過ぎになると結構混雑しています。特に窓側の席は人気なので少し早めに行っておくといいかも知れません。

置物ひとつとっても絵になる美しさ。

若干の曇り空が残念でしたが、流石に37Fという事もありビル群が見下ろせます。遠くにはぼんやりとスカイツリー(画像左)が。

ラウンジ全体の様子はこんな感じ。シックな色合いが落ち着いた雰囲気を醸し出してます。

ちなみに利用者の年齢層ですが、30~50代の夫婦か30代の家族連れが一番多かったです。小さなお子さんも大勢いましたので、お子さんがいても気兼ねなく利用可能です。

また服装ですが、公式にはスマートカジュアルでの来訪をお願いしているようですが、夏場という事もありジャケットを着ている人は少数派でした。長チノパンにポロシャツが一番多かったですね。

半袖Tシャツ&短パンの方もいたので、スマートカジュアルじゃなくても入場を断られていることはなさそうですが悪い意味で浮きたくなければ、多少は服装に気を使った方がいいかも知れません。


スポンサーリンク
 

エグゼクティブスイートはリビングとベッドの2部屋構成で快適空間

アフタヌーンティーをいただいた後はいよいよ部屋に向かいます。

エレベーターホール
エレベーターホールから部屋までの渡り廊下

豪華なエレベーターと廊下を超えて部屋に入ります。今回泊まったエグゼクティブスイートは68㎡と十分な広さで、リビングスペースとベッドスペースに分かれています。

リビングスペース①

まずはリビングスペースから。49インチのテレビの前にはオーダーメイドの家具が陳列されています。

リビングスペース②

ソファに座ってパシャリ。このソファはふっかふかでとても気持ちいいです。

ウェルカムフルーツならぬウェルカムお菓子。あげ餅が置いてありました。

ベッドスぺース①

リビング側からベッドルームに入った様子。ベッド正面には東京駅が見下ろせます。またこちらにもTVがあり、ベッドに横になりながら見ることが出来ます。

ベッドスぺース②

ベッドはキングサイズでしょうか。二人で寝ても十分余るほどの大きさです。

さらにベッドの上にはパジャマと歓迎の折り鶴がありました。パジャマは中々海外のホテルでは見かけないので嬉しいサービスですね。

ちなみにもちろんバスローブもあるので、ふろ上がりはバスローブを羽織りつつ、寝る前に着替えるのが正しい(?)使い方かも知れません。


洗面台とお風呂も十分すぎる広さ

続いては洗面台ですね。まずは写真をどうぞ。

洗面台の様子①

ご覧の通り超広々としたスペースなので、二人同時に歯磨きや化粧や髪型のセットが出来ます。
奥側がお風呂場で写真左側の扉がトイレになっています。

洗面台の様子②

お風呂側から撮った様子。赤いポーチが置いてあり、女性向けのスキンケアセットでした(後述)。

写真右側にモニターがあるの分かりますか?これTVになっていて、音声は天井から流れる仕組みになっていました。

朝の支度中やドライヤー中にもTV見たい方には嬉しいサービスです。

お風呂①

続いてお風呂です。ここ本当に広い。浴槽は十分2人で入れますし、洗い場に至っては4人くらい同時に入れるスペースがありました。

お風呂②

ちなみに、シャワーノズルの他にもオーバーヘッドシャワーも付いています。個人的には両方の手を使えるのでこっちのが好きです。


アメニティは”モルトンブラウン(MOLTON BROWN)”と超豪華

お次は楽しみなアメニティ類一覧ですね。特に高級ホテルともなると、どのブランドなのかも注目ポイントの一つです。

バスタブに持っていくものはルトンブラウン(MOLTON BROWN)のセットでした。※シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ボディローションの4セット。

なお、モルトンブラウンはホライゾンクラブデラックス以上のグレードの部屋のみが対象で、プレミアルーム以下はロクシタンのになるようです。

赤いポーチの中身一覧

女性向けの赤いポートの中身はこちら。KOSEやロクシタンのスキンケア商品セットのようですね。

バスルームのアメニティは以上ですが、他にも付帯するアメニティ類を紹介します。

まずはスリッパ。わざわざ横から撮ってしまうくらい分厚くて、履き心地抜群でした。しかも滑り止めもしっかり付いているので、つるつるーと滑ってしまう心配もいりません。

お次は「靴磨きサービス」。書いてある通り、夜のうちに預けておけば磨いた上で翌日、指定した時間に届けてくれます。

磨いていただいた後の様子。どうでしょう。ピッカピカですよね。
ビフォーも撮ったのですが、ちょっとお恥ずかしいくらい汚い撮り方だったので割愛。。

入口にはネスプレッソのコーヒーメーカーも置いてあります。ちょっと一息つきたいときに嬉しいですね。
なおコーヒーカプセルに至っては36個もあります笑


スポンサーリンク
 

イブニングカクテルでロマンティックなひと時を

部屋で2時間ほどのんびりした後に、再びクラブラウンジに向かいます。目的はイブニングカクテル。

提供時間
  • イブニングカクテル:17:15~18:45 or 19:00-20:30のどちらかを選択

どうやらコロナの影響もあり、2部制になっている用でした。アフタヌーンティーの際にどちらの時間に来訪するか聞かれるのでそこで伝えましょう。

僕らは19時より28Fのピャチェーレ(Piacere)を28Fから予約していたため、17:15~18:45を選択しました。
※ピャチェーレ(Piacere)は宿泊とは別予約(有料)です。

18時過ぎに行ったため、流石に窓際の席は満席でした。残念。

昼間座ったソファ席の他にこのようにテーブル席もあるため、しっかりと食事したい時にはいいかも知れません。

イブニングということで、各席にはこのようなロウソクがセットされております。

全然知らなかったのですが、チーズやピクルスといった軽食も提供されました。これ、ものすごく美味しくてお酒に合うんですよね。お好きなアルコールのお供に。


ホテルからシャングリラベアーの誕生日プレゼント

ピャチェーレ(Piacere)での食事を終え、部屋に戻って事前に依頼していた誕生日ケーキを持ってきて頂きました。
すると依頼して知らない袋も一緒に運ばれてきました、、

中身を見るとシャングリラベアーのぬいぐるみ!
嬉しいホテルからのサプライズプレゼントです。流石に一流ホテルですね。

このようにスタッフの方がセッティングもしてくださいます。

ケーキとシャングリラベアーでお祝いです。Happybirthday!


早朝プール&ジャグジーは貸し切り状態

翌朝、自然と早く目が覚めたので館内設備のプールを利用することに。
流石に7時とかなり早かったので、スタッフの方しかおらず完全に貸し切り状態でした。

初日の16時頃に行った際には家族連れでいっぱいだったので、静かに泳ぎたい方は早朝に行くのがオススメです。目もすっきり覚めて気持ちいいですよ~。

提供時間
  • スイミングプール&ジャグジー(29F):6:30-20:30(火~土曜日)、10:00-12:00,14:00-19:00(日と月曜日)

同じフロアには有名なChiスパやジムも設置されております。

左がChiスパで右がジムおよびプール&ジャグジースペースとなっております。

ランニングマシンやベンチプレスなどなど。海外のリゾートホテルとかだと、長期滞在者が体をなまらせないように運動しているのをよく見かけます。ただ、都心のホテルだとあんまり利用者はいないようですね。

まっすぐ行けば、更衣室で右側にプールが併設されていますよ。

プールの様子①

プールは一般的な大きさ(おそらく25m?)でした。周りにはプールベッドが6席分ほど設置されており、深さは1.1~1.2mなので、小さなお子様は浮き輪をつけながら入るのがオススメです。

プールの様子②

正面から撮ると思ったより奥行きがあることが分かります。
窓からは東京駅(丸の内側)を見下ろせます。丸ビルや新丸ビルがしっかり見えますよ。

30分ほど泳いだ後はジャグジーに入ることに。

更衣室

ロッカーにはバスタオルや水着を入れる用の袋が置いてありました。こういう痒い所に手が届くのが一流ホテルのおもてなしですよね。

シャワーで塩素を落としてジャグジーに入ります。写真右側にあるボタンを押せばジェットバスになります。プールで冷えた体を温めつつ、超気持ちいいマッサージにもなりました。

ちなみに更衣室には洗面台もあるのでドライヤーで乾かしてから部屋に戻ることも出来ます。

スポンサーリンク
 

朝食はルームサービス or 28階のロビーラウンジで

続いてはお楽しみの朝食タイムです。

提供時間
  • 朝食:6:30-10:00(日によって多少の変更の可能性あり)

通常ならばロビーラウンジのところ、コロナの時世もあり追加料金なしでルームサービスの選択可能でした。ということで迷わずルームサービスを選択。

備え付けの電話で0を押すだけなので非常に便利です。しかもノータイムで出てくださいます。
メニューは「コンチネンタル」「アメリカン」「オリエンタル」「和食」の4種類から選べます。

僕らは和食とアメリカンブレックファーストをそれぞれ選択しました。

8:30に電話したところ混みあっているらしく、9:10頃の配膳となりました。チェックアウトの時間が早い人は事前に依頼しておくといいかも知れません。

手前がアメリカンで奥が和食

専用のテーブルとともに朝食が運ばれてきます。見てもらったら分かるとおり朝から盛りだくさんです。これを丁寧に並べて頂いて、まさに至れり尽くせりという感じですね。

デニッシュ類もジャムも5種類くらいの味が楽しめます。とても美味しくいただきました。


まとめ

本当に、大満足のホテルでした。

海外のリゾートホテルとの違いは何と言っても”おもてなし”ですよね。

部屋の綺麗さやアメニティ類の豪華さはもちろんですが、スタッフ一人一人の心配りや立ち振る舞いはこれが日本にある超一流ホテルの対応だと感じさせていただきました。

そしてチェックアウトをした際にスタッフの方からルームスプレーのお土産までいただきました。

ルームスプレーは専用の容器とともに

このスプレー実際にホテルの部屋に置いてありました。家でふりまけば旅行気分がまた味わえるわけですね。
うーんこれはまた是非リピートしたいなぁ。



是非ホテル選びの参考にしてください。お読みいただき、ありがとうございました。


スポンサーリンク