ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町 グランドデラックスコーナーキング宿泊記|東京タワーを眺めつつクラブラウンジも堪能

2021年3月20日(土)~21日(日)、ちょうど緊急事態宣言の最終日に超一流ホテルである”ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町ラグジュアリーコレクションホテル”に宿泊してきました。

実は僕の誕生日祝いという事もあって彼女からのプレゼントだったわけですが、「グランドデラックスコーナーキング(クラブラウンジアクセス権付き)」に宿泊してきました。

クラブラウンジでのアフタヌーンティー(ティータイム)やイブニングカクテルに加えて
ホテルに併設されているスパ(SPA KIOI by SWISS PERFECTION)での人生初体験など超一流のホテルのおもてなしを体験しました。

では早速そんなラグジュアリーなホテルステイについて紹介したいと思います。

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ホテルについて

マリオット系列カテゴリー8の超一流ホテル

ラグジュアリーなホテル好きなら一度は“Marriott Bonvoy”という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

この“Marriott Bonvoy”系列には下記の図に代表されるように、「リッツカールトン」「セントレジス」、「シェラトン」「ウェスティン」、「ルネッサンス」などなど有名な高級ホテルチェーンが所属しています。

その中でも今回泊まった“ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町”はリッツカールトンやセントレジスなどと並んでラグジュアリーなホテルチェーンの一つである、「Luxury Collection」に属しています。

マリオット系列ホテルチェーン一覧(公式サイトより引用



さらにこの“Marriott Bonvoy”はホテルごとにカテゴリー1~8まで明確にランクを付けており(数字が高いほど高ランク)、この“ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町”カテゴリー8という文句無しの超高級一流ホテルです。

ちなみに、日本国内で他にカテゴリー8に属するのは
・ザ・リッツ・カールトン東京
・ザ・リッツ・カールトン京都
・ザ・リッツ・カールトン沖縄
・東京エディション虎ノ門
・イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル
・翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都
とごくわずかのホテルだけです。

「リッツカールトン大阪」、「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」、「ウェスティンホテル東京」といった一流ホテルでもカテゴリー7なので
カテゴリー8に属するホテルは日本を代表する一流ホテルと言っても差し支えないですよね。

という背景もあり当日の訪問をとても楽しみにしておりました。

ホテルの位置と行き方

ホテルは千代田区の中でも立地良すぎてアクセス方法が非常に多いです。

  • 徒歩(電車):東京メトロ赤坂見附駅から徒歩1分、東京メトロ永田町駅から徒歩2分
  • 車:東京駅から10分。・羽田空港から首都高速霞が関出口を経て30分※駐車代3,000円(1泊)、バレーパーキング代2,000円(選択可)


地図は下記の通りです↓

公式サイトより引用

今回僕達は車で訪問しました(バレーパーキングを利用)。

一休ダイヤモンド会員だったので、ありがたいことに駐車場代は無料(バレーパーキングは有料)としていただきました。がやはり有料でもバレーパーキングは良いですね。

停める手間もないのはもちろんですが、チェックアウト後に荷物を事前に車に積んで車寄せまで出した状態にしてくれるので本当にラクでした。

しかも従業員の方のお見送りつきなので本当に最後までホテルステイを楽しませていただきました。

当日の車寄せの様子は↓の感じです。ホテルの玄関口にふさわしい接遇でした。

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ホテル滞在について

34Fのクラブラウンジでチェックイン

宿泊当日、一休ダイヤモンド会員の特典を使って本来15時チェックインのところ、1時間早くチェックインさせていただきました(事前に了承頂いてました)。

ちなみに一休ダイヤモンド会員の特典は以下の通りです。

一休の公式サイトより引用



よくよく見ると、グランドデラックスコーナーキングはアーリー/レイトチェックアウトは対象外と書いてますね。汗

ホテル側のご厚意でサービスしてくれてたのですね(ブログで書いてて気づきました笑)。本当にホスピタリティに溢れたホテルです。



さて、クラブラウンジアクセス権のある部屋に宿泊している場合はクラブラウンジでのチェックインが可能です。

ラウンジの行き方は一度、地上から直通エレベーターを使って36Fのロビーラウンジを横切って宿泊者用のエレベーターを利用し、34Fに行く必要があります。

ロビーラウンジは青と黄色のコントラストで綺麗な空間です。

ホテル内施設一覧



34Fに到着してすぐ左にクラブラウンジの入口があります。ここから入りましょう。

部屋の種類は下記の通りですが、”クラブデラックス”以上のランクの部屋に宿泊した場合はクラブラウンジでのチェックイン/アウトが可能です。

通常は36Fのロビーでのチェックイン/アウトになるため特別待遇というわけですね。

部屋の種類
  • デラックス
  • スーペリア
  • クラブデラックス
  • クラブデラックスプレミア
  • クラブスーペリア
  • グランドデラックスコーナー ←今回泊まったのはここ
  • グランドデラックスプレミア
  • 紀尾井スイート
  • デザイナーズスイート
  • ザ・プリンスギャラリースイート



しかもこのクラブラウンジですが、“Marriott Bonvoy”の上級会員であるプラチナエリートをもっていてもクラブデラックス以上の部屋に泊まらないと利用不可と来たもので本当に価値の高いラウンジとなっております。

※ほかのマリオット系列ホテルはプラチナエリートの資格があれば、デラックスルームなどでもラウンジ利用が可能なホテルが多いようです。

下記がそのほかのクラブラウンジ利用に伴う特典になります。なお、ターンダウンサービスはコロナ禍に伴い中止でした。残念。

クラブラウンジ特典
  • クラブラウンジでのチェックイン・チェックアウト
  • ボードミーティングルームの利用
    -クラブフロア/グランドデラックス:2時間まで無料
    -スイート:4時間まで無料
  • オリジナルウェルカムドリンク(シャンパンorノンアルシャンパン)
  • シューシャインサービス(持ってきた革靴を磨くサービス)



14時に訪問すると3組ほど先着の方がいらっしゃいましたが、まだまだ空いていたので窓際の席に案内されました。

そしてチェックインの書類を待つ間にウェルカムドリンクとしてシャンパンをチョイス。※お酒飲めない方向けにノンアルのシャンパン(もしくはカクテル?)のようなものがあるようです。

オシャレに乾杯といきましょう!

上記のような案内の紙を渡されました。ここで朝食/アフタヌーンティー/イブニングカクテル/管内設備利用などの各種説明を受けます。

驚くことに、滞在中のみ使える金券を5,000円分いただきました。Gotoが無い分、ホテル側のご厚意のようですが本当にありがたいです。

しかもこちらインルームダイニングもしくは館内のレストランで使うと20%割引になるという優れものでした(とはいえサービス料が18%くらいあるので実質とんとんですが。笑)

他にもお土産ショップ、部屋のミニバー、フィットネスのレンタルなどなど色々使えるようです。


アフタヌーンティ(ティータイム)

提供時間
  • アフタヌーンティー(ティータイム):14:30~16:30



14:30からアフタヌーンティーサービスが始まるということで、14:00にチェックインした僕達はそのまま頂くことにしました。
※14:30になった途端に一気に混み始めるので窓際に座りたければ早めに行くのがオススメです。

ちなみにプリンスギャラリー紀尾井町ではアフタヌーンティとは呼称せずに「ティータイム」という名称を使っていらっしゃいました。

こんなオシャレなプレートで頂きました。内容は一口サイズのショートケーキ、チョコケーキ、マカロン、カヌレ、抹茶ムース。もちろん絶品で特に抹茶ムースが美味しかったなぁ。

他にもドリンクやスナックが用意されており、セルフで取りに行く形式を取っておりました。

このような形でスナック&ドリンクコーナーが用意されております。アルコールは最初のウェルカムドリンクのシャンパンを除いては缶のみの提供です。

まずはスナック類から。こちらはあられ、わさびビーンズ、ハニーローストピーナッツの3種類。お酒のおつまみにピッタリのセットです。

スイスのお菓子の「カーギ」。スニッカーズのように甘ったるいお菓子なのかなと思っていたら、ウエハースのようなサクサクとした触感と程よい甘さのお菓子でした。個人的には大好きなお菓子の部類です。

こちらはチョコレートですね。左からホワイト、ビター、ミルクの3種類。

ドリンクの種類も豊富です。個人的には黒ビール好きなのでギネスが飲めるのが嬉しい。

缶で飲むのも味気ないという方はグラスに入れて飲むことが出来ますよ。

コーヒーメーカーももちろん置かれております。

続いてはラウンジの全体感について紹介します。

やっぱり窓際は人気ですね。

東京のビル群を眺めながらのシャンパンの美味しい美味しいこと。

ちょうど窓際がソファのようになっているので景色をバックに記念撮影なんかも出来ちゃいますよ。

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部屋からは東京タワーが一望できる

アフタヌーンティを食べ終えて、スパの予約まで少し時間があったので一度部屋で休むことにしました。

エレベーターホールは白を基調としたモダンな造りに。

部屋のレイアウト図

部屋は「グランドデラックスコーナーキングルーム」の名前にふさわしく。角部屋となっておりガラスが一面張りとなったラグジュアリーな空間でした。

部屋は「リビングスペース」と「ベッドスペース」に別れておりました。まずは入口から入ってすぐ(リビングスペース側)のところからパシャリ。

続いてベッドスペー側からもパシャリ。抜群の開放感です。

ベッドは高級ホテル御用達の「シモンズベッド(キングサイズ)」。フカフカで気持ちいい。

リビングスペースも単体で撮るとこんな感じ。L字のソファは僕が横になれるくらい大きいです。

誕生日サプライズとして、ホテルからもチョコレートとメッセージのお祝いが。こういう心遣いが嬉しいですよね。

冷蔵庫や備品類はこんな感じ。棚に置かれているコーヒーメーカー(カプセルが4つありました)とポットはもちろん無料で使えますよ。

このコーヒーカップがオレンジ色を基調としたおしゃれなカップでケーキと一緒に美味しくコーヒーを堪能しました。

冷蔵庫に入っている飲み物は全て有料です。ただし、もともとテーブルに置いてあるホテルブランドの水は無料です。

お風呂は6畳くらいあるんじゃないかという広さに加えて、ここからも絶景を楽しむことが出来ます。

お湯をためる様子。バスタブの壁面にTVも備え付けられているので、TVと夜景を楽しみながらゆっくりお風呂につかれます。


ガラス一面の夜景を楽しめる

こんな素敵な角部屋ですから、もちろん夜景は絶景です。

ベッドから見た外の景色の様子。

日本の中心の高層ビル群を部屋から優雅に楽しめます。

お風呂からの夜景はこちら。正面奥に東京タワーが見えます。肉眼で見るとこの画像以上にハッキリ見ることが出来ますよ。


アメニティはBYREDOとPOLA

続いてはアメニティ類ですね。僕はそんなにこだわりがないのですが、やっぱり女性は気になるようですね。

バスアメニティ(シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ボディローション)はBYREDO社製でした。

スキンケアアメニティはPOLA社製。レベル高すぎてどっちも知らないメーカーでした。。

続いてはビジネスホテルなどにも置いてあるような一般的なアメニティ類ですね。

「歯ブラシ、マウスウォッシュ、ヘアブラシ、くし、シェーバー、シェービングフォーム、石鹸、シャワーキャップ、髪ゴム、コットン、綿棒、爪やすり」と足りないとは言わせないくらい充実しておりました。

ドライヤーはパナソニックの「ナノケア」。

シャングリラやリッツカールトンはレプロナイザー4Dでしたので、ちょっと意外でした。が、もちろん品質は十分。

あとはスリッパですね。紀尾井町のスリッパはクッション性も素晴らしくとても気に入りました。

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併設されているSPA KIOI by SWISS PERFECTIONでスパ初体験

ちょうど日が暮れる時間に当たる16:30-17:30で予約をして伺いました。初めてのスパという事で結構緊張しましたが、もう最高に気持ち良かったです。。また行きたい。。

入口はこちらから。

こちらのスパはラグジュアリースパアワード2020にて「ラグジュアリースパ部門」を受賞しているらしく、最高ランクのスパ体験ができます。

初体験のスパがこんないいところだと、他のスパに行っても物足りなくなってしまうかもしれませんね。飛行機で言うといきなりビジネスクラスに乗って海外旅行に行くようなものでしょうか。

ここでも誕生日を祝った象の可愛いタオルでで向けていただきました。

こちらも一面ガラス張りの絶景が楽しめるラグジュアリーな空間になっておりました。

今回の施術では利用しませんでしたが、オプションで浴槽も使えるようですよ。

施術後の日が暮れてきた様です。日が暮れる様子を楽しみながらロマンチックなひと時を過ごしました。

スパが終わった後は、ほうじ茶とデザートのゼリー(イチジク味とオレンジ味)をいただけます。さっぱりしていてとっても美味しい。

ちなみにスパの前には大浴場で体を温める時間があるのですが、脱衣場のドライヤーはまさかのレプロナイザーでした。

もしかしたらスイートなどの部屋のランクによってはレプロナイザーが置いてあるかもしれませんね。


イブニングカクテル(ティータイム)

提供時間
  • イブニングカクテル:17:00~19:30
    ※アルコールは19:00まで。スナックとソフトドリンクは19:30まで提供



スパで体と心を癒したあとはイブニングカクテルに行くことに。僕らは少し遅めの18:20頃に行きましたが、4組ほどしかおらず空いてました。

比較的提供開始の17:00~18:00くらいまでが混みやすいようです。

提供物はアフタヌーンティで提供されていた、スナック類やドリンク類に加えて、アルコールの種類が大幅に増えているのと軽食ビュッフェが付いてくる点が異なります。

ウイスキー類からシャンパンなど各種揃っておりました。山崎が飲み放題なのは嬉しい。

↑「アランチーニ」「アッシュバルマンティエ」「プルギニョン」の3種類。

コロナの影響もあり、一つ一つ丁寧にラップがされておりました。衛生管理もしっかりしていて安心ですね。

↑「生ハム」「キッシュ」「サーモンロール」の3種類。

こちらはデザートの一口ショートケーキとマカロンです。

シャンパンと一緒に頂きます。どれも美味しいのですが、特にオススメは「アッシュバルマンティエ」。

僕も食べるまでは何のこっちゃ?と思ってたほど聞きなれない料理名かと思いますが、簡単に言うとフランス風のミートパイです。これはおかわりしてしまったほどたまらなく美味しい!

ただ全体的に味が濃いめですのであくまでもお酒のおつまみといったスタンスでした。

夜になると昼とは異なり大人の空間になりますね。

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朝食は35F蒼天にて

提供時間
  • 朝食:7:00 ~ 10:00
    – 36F「All-Day Dining OASIS GARDEN(アメリカンブレックファストか和食)」
    – 35F「蒼天(和食のみ)」)
    ※どちらからのレストランから選択



僕達は35Fの蒼天に行くことにしました。9:30頃に行ったのですが5~6組ほど先着がいて思ったより混んでいました(と言っても窓際には座れました)。朝はゆっくりしたいですもんねぇ。

蒼天も同じように一面ガラス張りで開放感抜群でした。ただ、天気が雨で残念。

朝からこれだけのメニューが用意されております。食事メニューはこれ一択で選択は出来ないのでご注意ください。

これぞ日本人の朝ごはん!非常に美味しく頂きました。

お店の分式はこんな感じです。


レイトチェックアウトでプールは貸し切り状態に

本来12時にチェックアウトなのですがもう少しのんびりしたいと思い
ダメ元でレイトチェックアウトのお願いをコンシェルジュデスクにしたところ快諾頂き15時まで延ばして頂きました(一休ダイヤモンドの力だとしたら一休にも感謝!)

※もちろん混雑状況などにもよるのであくまでもそんなケースもあるんだくらいに思ってください。

余った時間を使ってプールに行くことにしました。

提供時間
  • ジム/プール:6:30 ~ 20:00



レイトチェックアウトにしてもらったこともあり、12:30頃に行ったら見事に誰も利用しておらず貸し切り状態でした!ラッキー!

長さは20m程度ですが室内と考えると十分すぎる大きさです。

窓際にはプールベッドが並んでおりました。

ジャグジーも端っこに用意されておりました。38℃くらいの一番気持ちいい温度ですよ。

ちなみにジムはこんな感じ。ランニングマシンや胸筋を鍛える器具など色々揃ってました。

まとめ

昨年の夏に行ったシャングリラ東京に負けず劣らずの非常に素晴らしいホテルライフを楽しませて頂きました。

やっぱりこういった東京のラグジュアリーホテルに泊まる場合、クラブラウンジ付きの部屋にすると満足感がぐっと上がりますね。

ここのホテルの特徴は何と言っても、高層階の部屋からの眺望、一流のホテルスタッフの洗練されたおもてなし、そして”SPA KIOI by SWISS PERFECTION”でのスパ体験かと思います。

良ければ皆さんも行ってみてはいかがでしょうか。最後までお読みいただきありがとうございました。

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