
皆さんランカウイ島ってご存じですか。マレーシアの北西部に位置する島です。
日本人にはあまり馴染みのないマイナーな島ですが、「ビーチリゾート」や「マングローブカヤック」そして今回紹介する「スカイブリッジ」が有名な島になります。
高い建物が少ないのでスカイブリッジからの眺めはまさに絶景です。そして、一本の柱でぶら下がるように支えられているので、空中散歩をしているかのような気分に浸れました。
ではそんな様子を紹介します。
スポンサーリンク
ランカウイ島の位置
※スカイブリッジの内容だけ知りたい人は読み飛ばしてください
そもそもランカウイ島の位置を示した下のマップをご覧ください。
見てもらえれば分かるように周りには「セブ島」や「バリ島」や「プーケット」があり、いわゆる東南アジアのビーチリゾートの一つです。
ランカウイ島への行き方
残念ながら日本からの直行便はありません。
そのためよっぽど特殊な行き方をしない限り基本はクアラルンプールを経由で向かうことになるでしょう。
そのため約9~12時間(片道)というヨーロッパ並みの長距離移動になるため「それなら直行でいけるグアムやバリやセブ島でいいや~」と思う方も多いかと思います。
ただ上述した通り、ランカウイ島は他のビーチリゾートにはない「マングローブカヤック」や「スカイブリッジ」を楽しめることに加えて、酒税がないためお酒好きにはたまらない島となっています。
ランカウイ島の乾季は12月~4月
ビーチリゾートに行って一番避けたいのは「雨」ですよね。そのため、やはり雨がほとんど降らない乾季に行くのがオススメです。
ちなみにランカウイ島の乾季(ベストシーズン)は12月~4月と日本の真冬のシーズンに当たります。
- 「4月は人事異動があって数か月はまとまった休みが取れない」
- 「夏休みはヨーロッパとか遠出したい」
- 「秋は夏休み取ったばかりで休みにくい」
といった方にオススメなのが冬にベストシーズンとなるランカウイ島というわけですね。
ランカウイ島の全体像
さてさて島の全体像についてですが、下のマップになっています。
今回僕が行ったところ、もしくは超有名どころだけマークしてます。
- 島の左下黄色の飛行機マークがランカウイ空港
- 島の左上オレンジのベッドマークが泊まったホテル(ジ アンダマン ラグジュアリー コレクション リゾート ランカウイ)
- 島の右上緑のボートマークがマングローブ林のカヤックツアー
- 島の右下の赤い建物のマークが島の中心街
今回はマップの左側。青の橋のマークで示した「スカイブリッジ」の旅行記です。
スポンサーリンク
スカイブリッジへはタクシーチャーターがオススメ
今回僕らは朝の10時過ぎにランカウイ空港到着予定でした。
ホテルのチェックインが15時からだったため、その間の時間をこのスカイブリッジ観光に当てたわけですね。(というかそのために夜発で朝着の便を選びました。)
さて、上のマップでも分かるように島の端から端まで車で1時間ほどで行けてしまうような小さな島です。
そのため電車などの公共交通機関はなく主な移動はレンタカーかタクシーになります。
僕らの目的は「空港→スカイブリッジ→ホテルへ送り届けてもらう」ことでしたが、途中でホテル滞在用の物品購入のために(ビールとかお菓子とか)スーパーに立ち寄ってもらいたかったため、融通の利くタクシーチャーターにしました。
ランカウイ島のタクシーは目的地ごとに料金が決まっており、専用の販売所でチケットを購入し、それをタクシーの運転手に渡す方式となっております。
料金は以下の通り
タクシー料金と所要時間の目安は以下の通りです(4人乗りの場合)。
○パンタイ・チェナン RM25(リンギット)/約10分
○べルジャヤ ビーチリゾート RM26/約15分
○オリエンタルビレッジ RM26/約25分
○ザ・ウェスティン RM34/約20分
○タンジュン・ルー、フォーシーズンズ RM36/約30分
○ジ・アンダマン RM60/約40分
なお、23:00から翌6:00までは深夜料金となり5割増しになります。
一方、タクシーチャーターの料金は下記の通りです。
- 4時間を基準とした料金制度
- 人数が多くなるにつれて料金が上がる。4名までは120リンギット(約3,300円)
- 4時間すぎると1時間単位で追加料金制度。これも人数が多くなるにつれて上がる。4名までは1時間あたり25リンギット(約700円)

タクシーチケット売り場は空港の出口近くにあります。

4名以上の料金は上の表をご覧ください。4時間で3,300円ならまあいいかと言うことでタクシーチャーターを選択。

ランカウイ島のタクシーはご覧のようにとてもカラフルな色合いをしております。
途中で免税ビールを購入するのがオススメ
タクシーの運転手にお願いして、途中スーパーに立ち寄ってもらいました。
スーパーが少ない島なので、乗ったらすぐに「スーパーに行きたい旨」を伝えることが重要です。
そうしないと通り過ぎてしまう可能性がありますからね。

一歩当たり2.9リンギット(約80円)と日本の半額です。日本だと高いCarlsbergがこの値段なのは嬉しい限りです。
スカイブリッジに向かう
大変お待たせ致しました。いよいよスカイブリッジに関する情報となります。
スカイブリッジは、オリエンタルビレッジの中にあるケーブルカーに乗って向かいます。ここ、名前の通り村のような雰囲気で楽しいです。

ここが入り口です。入場料などは特にありませんのでご安心ください。。

タクシーの運転手からは「終わったら電話してー」。と言うことで電話番号付きカードを手渡されます。
僕は空港で電話も出来るプリペイドsimを買っていたため(18リンギット、約500円)特に問題ありませんでした。
※プリペイドsimを使うにはsimロック解除が必要です。詳細についてはこちらの記事で紹介しています。ご参考までに。
もし、電話出来ない環境の場合(レンタルWi-Fiなど)は事前に待ち合わせ場所と時間をタクシー運転手と決めておきましょう。
オリエンタルビレッジの中の様子

中はのどかな雰囲気が漂います。

池があったり、、

おしゃれなパラソルがあったり。
お昼はフードコートで食べるのがオススメ
ちょうど昼時だったこともあり、昼食をとることにしました。オリエンタルビレッジの中にはフードコートがあるのでそちらを利用することに。

フードコートの入口はこちらから。

今回食べたのはマレーシア料理がメインの「SOLECAFE」。
店員さん、注文や配膳するとき以外はずっとスマホいじってました。日本だと間違いなく怒られますよね。この位ほどほどな仕事感覚でいいかも知れません。

ナシゴレンと

サテーをチョイス。普通に美味しい!

そして東南アジアと言えばフルーツジュースですよね。これが本当に生絞り感満載でした。めちゃくちゃ美味い!
しかもこれで一杯5リンギット(約150円)と観光地にも関わらず格安。結局二人で全部合わせても34リンギット(約1000円)と物価の安さに驚かされました。
ちなみに治安が良い証拠なのか、東南アジアでは珍しく自動販売機があり、コーラ350mlが2リンギット(約50円)とこちらも安い。

フードコートは外に屋外であまり清潔な感じではありません。嫌な人は普通にレストランもありますよ。
スポンサーリンク
ケーブルカーに乗ってスカイブリッジへ

お腹いっぱいになったところで一番の目的であるスカイブリッジに向かうことに。
スカイブリッジに向かうにはケーブルカーで登る必要があります。やはり皆さんこれ目的ですよね。結構並んでます。

ここで買えるのはケーブルカーのチケットのため、スカイブリッジを歩くにはケーブルカーで登ってから、さらにスカイブリッジ用のチケットを買う必要があります。
ちなみにケーブルカーは単品では買えず他のアトラクションのチケット付きです。
SKY REXというアトラクションだけ乗りましたが、USJやディズニーのアトラクションの劣化版という感じ。ほんとにおまけ程度。
ここのチケットは一人当たり55リンギット(約1,500円)と先ほどのご飯よりは観光地の価格設定でした。

ケーブルカーを乗る前に飲み物が回収されます。
そのため持って行かないように注意が必要です。ビールなどはレンタカーに置いて来たものの手元の水は回収されてしまいました。
飛行機に乗るわけでもないのに飲み物の回収は必要ないと思うのですが、、

いよいよ乗りますよ~。ケーブルカーは6人乗りです。

ぐんぐん登っていきます。

一度中腹地点につきます(といっても殆ど頂上ですが)。ここは撮影スポットになっていて皆さん綺麗な景色をバックに写真を撮っていました。
そのあともう一度ケーブルカーに乗りスカイブリッジに向かいます。

ケーブルカーから見たスカイブリッジ。ドラ〇ンボールの蛇の道みたい。。
二度目の到着ポイントでスカイブリッジに向かうためのチケットを買います。徒歩かキャピタルと呼ばれる乗り物で行くか選べます(それぞれ5リンギットと15リンギット)。
僕たちは当然徒歩を選択。キャピタル混んでたので。しかし、いざ歩いてみるとなぜ皆キャピタルを選択してたかよく分かりました。
距離は歩いて10分弱なのですが、かなり険しい階段を上り下りするので結構体力がいります。
値段差も300円程度なので、自信がない方はキャピタルを強くオススメします。

ちなみにキャピタルはこんな感じ。エレベーターのようなイメージですね。
スカイブリッジで絶景鑑賞と空中散歩を体験
ついにスカイブリッジに到着しました。

写真を見ていただければ、まさに「空中散歩」ということが分かるかと思います。

また所々このように床がガラス張りになっているところがあり、地上が透けて見え、本当に空中散歩している気分が味わえます。
ガラスを汚さないように乗るときには裸足になりましょう。

しかもこの橋、中央の支柱一本だけで支えられているため、とても揺れます。高所恐怖症の方は注意が必要かも知れません。

山も海も眺められてまさに「絶景」ですね。

あ~、解放感抜群です。本当に山と海の大自然に癒されます。以上でスカイブリッジ編は終わり!最後までお読みいただきありがとうございました。
スポンサーリンク