
皆さまこんにちは。
2017年の7月(7/1~7/8)にイタリア旅行を個人手配で行ってきました。※観光したのはヴェネツィア、フィレンツェ、チンクエテッレ、ローマの4都市
このブログでは「海外旅行はツアーよりも個人手配」で行うことをオススメしてきましたが、やっぱり個人手配は最高ですね。
- 「どの観光地に何泊するのか」
- 「ホテルの立地やグレードはどの程度のものにするのか」
- 「どのルートで回るのか」
などなど。全部自由です。
ちなみにこの記事のトップ画はチンクエテッレという都市の中にある「ヴェルナッツァ」という町で撮った写真です。
周遊ツアーでは行けない都市に行けるのも強みですよね。しかも工夫次第でいくらでもツアーよりも安く済ませられます。
今回はそんな個人手配における費用面のお得さを紹介するために、イタリア旅行でかかった費用(飛行機代、宿泊費(ホテル代)、電車代、現地観光代などすべて含む)の詳細を公開いたします。
これを読んで個人手配の良さを感じてもらえればと思います。
金額は全て日本円表記しておりますが、当時のレートで1ユーロ約130円と考えていただければと思います。
2人でかかった費用を半額にして1人分の金額を算出しています。
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飛行機代
海外旅行に行く際にやはりネックになるのがこの飛行機代。これが旅行費用の大部分を占めるのではないでしょうか。
逆に言えばここの費用を抑えられれば、それだけで大きな節約となります。
僕はカタール航空を利用することで、一度乗り継ぎは必要になりますが7万円強に抑えることが出来ました。
ちなみに予約したのは4月下旬と旅行の2か月半前です。極端に早いタイミングで予約しなくてもこの程度の金額で抑えることが出来ますよ。
ただし、最も安く買えるのは半年前~4か月前頃と覚えておきましょう。
往復で73,834円
予約時に利用したのがスカイスキャナーというサイト。ここを経由してExpediaから予約しました。ご参考までに。
宿泊費(ホテル代)
飛行機代に続いて大きな費用負担がかかるのがホテル代(宿泊費)ですよね。
こちらも個人手配のため、超高級ホテルからバックパッカーなどがよく利用するホステルやゲストハウスなど複数の選択肢があります。
僕は流石に他の人と相部屋のゲストハウスは嫌だったのですが、あくまで都市の観光をメインにしていたので高級ホテルではなく
- 値段がそこそこ安い(8,000円程度)
- 最寄駅からの距離が徒歩圏内である
- 利用者の口コミ(評判)が良い
の3点にこだわってホテルを探しました。
結果として平均で1泊7,100円(宿泊税含む)とかなり費用を抑えることが出来ました。※飛行機と含めてExpediaから予約。
- ヴェネツィア(2泊):12,106円(宿泊税527円含む)
- フィレンツェ(2泊):16,105円(宿泊税919円含む)
- ローマ(2泊):14,654円(宿泊税1049円含む)
合計42,865円
個人で海外旅行先のホテル予約方法は以下で紹介しています。
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長距離の移動費(都市移動列車代)
今回フィレンツェからローマなどの都市間の移動に、イタリアの新幹線とも言える「italo」や「Trenitalia」を利用しました。
イタリアの都市移動列車は日本の新幹線と比べてかなり安いのが特徴です。
ちなみに現地で当日に買うと割高になりますので日本で事前に予約しておくのがオススメ。
予約時期が早ければ早いほど安いので飛行機とホテルをおさえたら、すぐに予約しましょう。
日本語で予約できるサイトとして「レイルヨーロッパ」というサイトがあります。現地購入より安いうえに完全日本語対応なので日本語しか出来なくても安心して利用できます。
さらに上級者になれば、現地の鉄道会社の公式サイトから予約するとより安く済みますよ。
- ヴェネツィア-フィレンツェ間(片道):3,078円
- フィレンツェ-チンクエテッレ間(往復):4,998円
- フィレンツェ-ローマ間(片道):2,460円
合計10,536円
中近距離の移動費(中距離:空港-主要駅間のバス、近距離:駅からホテルまでのタクシー)
ローマから入国(出国)する場合は、空港から観光地までの距離があるため、電車かシャトルバスで移動することになると思います。
電車だと約1,800円と3倍近い値段がかかるので、シャトルバスの利用がオススメです。
※タクシーはストライキにより地下鉄が動いてなかったため予定にはなかった利用でした。笑
- ヴェネツィア空港-サンタルチア駅間のシャトルバスで:1,047円(片道)
- テルミニ駅-フィウミチーノ空港(ローマ)間のシャトルバスで:661円(片道)
- 駅からホテルまでのタクシーで:463円
合計2,171円
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現地滞在費用(美術館などの入場料、都市ごとの観光パス、ゴンドラツアーなど)
各都市には「観光パス」があり上手に活用することで節約ができます。
例えば「ローマパス」は指定された市内のバスや地下鉄が乗り放題になり、建造物や博物館などが2つまで無料で入れます(3つ目以降は無料にはなりませんが、割引してくれます)。
他にもSIMフリー端末を持っていき、現地で買ったプリペイドSIMを差し込むことで、携帯代を節約することが出来ます。
<ツアー>
- ベネチアのゴンドラツアー:5,060円
<入場料>
- バチカン美術館 (オーディオガイド含む): 3,415円
- ボーボリ庭園(フィレンツェ):1,310円
- ボーボリ庭園内の要塞:262円
- ドゥカーレ宮殿(ヴェネツィア):2,610円
- コロッセオのオーディオレンタル(入場はローマパス):515円
- サンマルコ広場の鐘楼(ヴェネツィア):1,059円
<都市ごとの観光パス>
- チンクエテッレカード:2,104円
- ローマパス(72時間ver):5,063円
- ヴァポレットチケット:2,689円
<その他>
- プリペイドSIM:1,966円
- お土産: 5,221円
- フェラガモのネクタイ:12,889円
合計44,163円
食費
しっかりしたレストランに入って食事すると概ね2,000円/人(アルコール抜き)ほどするのに対し、持ち帰りのピザが300円ほどと、かなりの金額差があります。
また水に関しても観光地で買うと500ml200~300円ほどするのに対して、スーパーで買うと1.5Lで100円ほどとこちらに関しても大きな差が生まれます。
基本的に食費に関しては全く節約をするつもりがなかったのですが、
- 朝食はホテルのビュッフェ
- 昼食はレストランに入ってパスタやステーキを食べる
- 間食(15時頃)にジェラートやカフェで小休憩
- 夜ご飯は歩いた疲れなどもありピザやサンドイッチで軽めに済ます
ことが多かったです。ご参考までに。
<ベネチア>
- 1日目間食「ジェラート」:418円
- 1日目夜食「ピザ」:358円
- 2日目昼食「ピザとパスタ」:2,425円
- 2日目夜食「フルーツ盛り合わせ」:358円
- その他「水」:418円
<フィレンツェ>
- 昼食「ステーキ」:4,030円
- 間食「カフェ」:1,436円
- 夜食「クラブサンド」:511円
- その他「水やジュース」:697円
<チンクエテッレ>
- 昼食「パスタ」:3,088円
- 間食「ジェラート」:524円
- 夜食「中華」:1,048円
<ローマ>
- 1日目昼食「ラザニアとパスタ」:1,642円
- 1日目間食「カフェ」:417円
- 1日目夜食「ピザ」:164円
- 2日目昼食「ピザとパスタ」:2,425円
- 2日目夜食「寿司」:2,181円
- 3日目昼食「マック」:577円
- その他「水」:417円
合計23,134円
まとめ
最後に合計の金額をまとめたいと思います。
- 飛行機代:73,834円
- 宿泊費(ホテル代):42,865円
- 長距離の移動費(都市移動列車代):10,536円
- 中近距離の移動費:2,171円
- 現地滞在費用:44,163円
- 食費:23,134円
合計196,703円です
どうでしょうか。
飛行機代・宿泊費・滞在費(1週間)含めて20万円以下の金額で済ますことが出来ました。
もちろん節約できるところはできるだけしていますが、それは
- 予約をできるだけ早い時期に行う
- 公式サイトなどの安いサイトからの予約を行う
といった工夫であり、「我慢」をできるだけしないようにしているつもりです。
現に美味しいものも、目いっぱい食べましたし、ホテルにもこだわりました。あとはお土産でブランドのネクタイを買ってもいますしね。
皆さんも是非個人手配で旅行をもっと楽しいものにしてください。最後までお読み頂きありがとうございました。
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