
シンガポールから成田への帰宅時に乗ったANAのビジネスクラス(2019年9月の搭乗記です(NH802便))。
なんとB787-10のビジネスクラスに乗ることが出来ました。
この路線(NH801便およびNH802便)でB-787-10 が就航していたのは2019年 4月26日~10月26日までとなっており、現在では(この路線においては)幻の機材となっております。
ちなみに2019年10月27日からはB787-10 に代わってB777-300erが導入されております。
※ただし新型ビジネスクラスの「The Room」ではなく既存シートのようですね。

↑のオレンジで囲った部分に書かれていますね。
※「The Room」が適用されているB787-300erの中でも羽田-ロンドン/フランクフルト/ニューヨーク、成田-フランクフルトの4路線のみのようです(2020/2/11現在)。
まずはビジネス需要のある路線からという事でしょう。ということは近いうちに東京(羽田/成田)-シンガポール路線にも「 The Room 」が解禁されると予想できますね。
さて、話がそれましたが、ANAにおいてB787-10 は成田-バンコク/マニラなどではまだ現役ですので、これらの路線に乗る方は是非参考にしてください~。
ちなみにANAのB787-9とシンガポール航空のB787-10のビジネスクラスにも搭乗しているので気になる方はこちらから↓
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機体とシート情報
今回はNH802便( シンガポール(チャンギ空港)06:35発→成田空港 14:30着)という6時間弱の短距離路線を利用しました。

チケットはこちら。バリ島で発券してもらいました。
↑がANA B787-10のシートマップ になります。
ビジネスクラスは1-2-1のスタッガード配列となっており、対してプレミアムエコノミークラスは2-3-2配列とエコノミークラスは3-3-3配列 なっています。
シートマップで見ても分かるこのビジネスクラスの優遇度合いです。そしてビジネスクラスはもちろん全てフルフラットシートです。
ちなみに一つ前のグレードのB787-9のビジネスクラスと酷似しているものの、シートの広さや座り心地はやはりB787-10の方が良かったです。
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シート周りの紹介

まずシートの色が B787-9は青色統一だったのに対してB787-10ではグレーのような薄茶色のような、、暖かみのある色となっております。
席のすぐ横には「物置き」「USBポート」「読書灯」「モニター用のリモコン」が設置されております。

また、ひじ掛けのすぐ横には直感的にシートを操作できるボタンが付いております。
シート傾斜の調節はもちろん、シートそのものを前に出すことも出来ます。

モニターこの近さに対してこの大きさ。そして液晶も非常に綺麗で見やすいです。

真ん中の2席に座っても通路直結なのもポイント。トイレの時に隣の人に気を使いたくないですからね。
物置きがあることでプライベート感もあるし、、こう見るとスタッガード配列ってホントに良くできてますよね。

そして

フルフラットにした様子がこちら↑
ひじ掛けを下げられるためシート幅が少しだけ広くなったことに加えて、フルフラット時の傾斜も本当の意味で180°倒せるようになっております。
※B787-9は体感175°くらいでした。

そしてベッドメイクをするとこんな感じ↑。
クッションは枕代わりになり敷布団代わりの「ベッドパッド」、そして掛布団代わりの毛布(ポリエステル的な素材)と寝るためのアメニティもばっちり用意されております。

ちなみにシートの説明用紙が備え付けられていました。
機内食は朝食メニュー
続いてお楽しみの機内食のご紹介です。フライト時間が06:35発ということもあり、メニュー内容は「朝食メニュー」となっておりました。
昼食メニューや夕食メニューに比べると品数は少し少なめですが、質は十分。何を食べても美味しかったですよ。

なおメニュー内容は以下に詳細を記載しています。
- 前菜
- 帆立貝 りんご酢掛け
- 穴子八幡巻き
- 鶏松風
- ほおずき
- 主菜
- 鶏の旨煮
- 白御飯
- 味噌汁、香の物
- フルーツ
- メインディッシュ
- プレーンオムレツ トリュフ風味のマデイラワインソース
- ブレッド他
- クロワッサン ソフトロール
- ヨーグルト
- フルーツ
飛行機内で、しかも朝からこんなしっかりした形でご飯を食べれるなんてビジネスクラスの凄さを改めて実感させてもらいました。。
ただし飲み物は朝食メニューとは言っても十分すぎるほど豪華。ビールに始まり、日本酒や焼酎、ワインなんかも取り揃えられてました。



個人的に嬉しいのはビールの種類も複数、しかも国産メーカー(スーパードライ/一番搾り/黒ラベル/プレモル)で揃えられているのが嬉しいですね。
海外の航空会社だと普通は1種類しかない上に海外メーカーですので。まあエコノミークラスでも缶ビールは全部選べるでしょうが。
軽食類はいつでも注文可能
ビジネスクラスの特典は機内食以外にも頼める軽食類があることですよね。
特に機内食が朝食メニューの場合は少し物足りないのでこのサービスは非常に嬉しいものでした。

ミックスナッツやあられといったホントにおつまみレベルの物から、カレーやうどん、ラーメンなども取り揃えられておりました。

僕が頼んだのは 「そらとん」 こと一風堂のラーメンです。あの有名なラーメンが空の上で食べられるという、、なんとも贅沢な気分です。
まあ、当然ながらインスタントでしょうがそこいらのカップ麺に比べると十分な美味しさですよ!
まとめ
はい、以上がANAのB787-10のビジネスクラス搭乗記でした。
B787-9よりもより寝心地が良い気がするフルフラットシートであることに加えて、非常に綺麗な機内でした。是非参考にしてください。ではまた~。
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